No Room For Squares !

レンズ越しに見えるもの または 見えざるもの

街撮り写真の神様へ

2024-04-30 | 風景・自然
上原稔様

貴方が亡くなってから4年もの月日が流れました。貴方がいない世界で写真を撮ることは砂を噛むような想いです。4年目を迎えたその日、やはり僕は東北の町で写真を撮っていました。ふと見上げると、「X」を描く飛行機雲が流れていました。嗚呼これは貴方だと、直感しました。僕の周りの景色も随分と変わってしまいましたが、生ある限り、何かを撮り続けていこうと思います。

GRⅢ

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10 コメント

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すごい (徒然)
2024-04-30 10:07:49
6さんの感性の底力
6さんはすごい人です
こんにちは (矢嶋宏人)
2024-04-30 10:57:47
上原さんという方の写真をネットで拝見させていただきました。見るや否や一瞬で引き込まれました。とにかく美しく静かなものを感じました。自然の中からあのような一コマを切り取ることができるなんてどうしたらできるのでしょうか。私も2年前にオーディオの師匠でもある親友を失い、今でも老後の楽しみを失ったままでいます。大切な人を失っても撮り続けて行こうという主さんの姿勢は素晴らしいなあと思いました。
Unknown (しまねこ)
2024-04-30 19:06:20
確かなしるし。
それを受け取ることができたのは、6x6様のこれまでの積み重ねがあってこそだと思いました。
徒然さん (6x6)
2024-05-01 08:43:38
僕は何も凄くありませんが、この日は毎年綺麗な雲とか、空が目に留まります。不思議だなあと思います。
矢嶋宏人さん (6x6)
2024-05-01 08:47:12
僕が勝手に師匠と呼び、一歩的に影響を受けていました。
写真は表層的な技術ではなく、心の持ちようだと教わりました。
写真が撮れない時間が続いていたので、今年の雲からは「撮りなさい」というメッセージを感じました。そうしたいと思います。
しまねこさん (6x6)
2024-05-01 08:48:25
確かな、それもあからさまな印ですよね(笑)。
師匠の喝だと思い、励みたいと思います。
Unknown (Charlie)
2024-05-01 19:14:13
こんばんは!
記事の画を観て、かなり驚きました。見事に「X」で、何かの特撮映画のようでさえあります。
何か、様々な想い出も在る大切な方に導かれているかのような、或いは見守られているような、そういう気配を感じながら天を見上げたという感じが画と文章から強く伝わりました。
自身の存在と同時に、表裏一体のように在る何物かに生かされていて、それで自在に行動することも叶うということで、よく判らない何物かに常々感謝してみるという程度の気分を持っているべきなのでしょう。
色々と考えましたが、この「X」は驚きです。素敵な画に感謝!
Charlieさん (6x6)
2024-05-02 08:03:17
ありがとうございます。

時折見かけますが、どういう雲なのかよく分かりません。あまりに象徴的を見ると、付近に起こった障碍的な出来事と関連を持たせてしまうことが古来よりあるそうです。地震雲とか・・・。
でもそうとしか思えない雲でした。そういう事象は実は身の回りに結構あり、受け手の意識で目に入ったり入らなかったりするのかなと感じました。
街撮り写真の神様 (生徒K)
2024-05-08 12:45:57
はじめまして。10年以上前に、2年ほど上原先生の写真教室に通っていました。桜と東北と電車と趣のあるものを愛する、とても心の温かいお方でした。主役は何か、設定(露出、WBなど)を攻めろ、写真屋で紙にプリントすること、常にカメラを持ち歩くことが大事と、おっしゃられていたと思います。
これは先生だと思います。先生に会えてなつかしいです。ありがとうございます
生徒K様 (6x6)
2024-05-08 19:59:43
初めまして。
コメント頂き、とても嬉しいです。ありがとうございます。
そうですか、上原師匠の写真教室に通っておられらたのですね。僕も北海道にいれば。。と当時思ったものです。
一度、マニアックな東北ツアーの企画があり、現地から参加しようとしたことがありますが、直前に中止になり残念でした。

写真に対する姿勢についてはよく分かります。熱く高い理想を持ちながら、それを誰もが取り組める言葉で伝えることができた方です。プリントアウトしろ、最近忘れていました。
「気づき」。これもです。明日からの意欲が湧いてきました。また是非、こちらにも遊びに来て下さい。
過去記事には師匠のコメントが沢山残っております。

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