小村俊美blog~心・街・釣り・そして日々~

臨床心理士の独り言(小村臨床心理士事務所所長)

ほとんど釣りを中心とした趣味の世界のブログです

いじめについて

2018年09月26日 | スクールソーシャルワーカー

貴乃花親方の話題でにぎやかだ


SSWの仕事をしていると

いじめのケースにたくさん出会う

いじめを見ると男女の差がある


男子の人間関係は核を通した関係である

核とは趣味や興味、価値観など

だから直接的な横の関係は少ないが女子は違う

女子の関係はフィーリング、核が無いので高度なコミュニケーション能力が必要だ

力がある誰かが、「〇〇素敵だね~」といえばグループの友達は「そうだね」と共感する

【共感しなければならない】それは村の暗黙のおきてである

もし、「私、素敵とは思わない」とでもいえばみんなドン引きになる

これが続くと友達から距離をあけられてしまう


自分の意見をしっかりと表明する女子は、小学5年生から高2年生辺りまでは本当に生きにくい

しかし自分の考えをしっかり出すということは素晴らしいことだと思う


グループ社会で生きることはこの素晴らしいことが自分の足を引っ張る事にもなるが、自信をもって頑張ってほしい


貴乃花親方の報道を見ると

なんだか思春期の学校とダブるような気がする

赤信号みんなで渡れば・・・・相撲協会?・・・そして自民総裁選?


もし、核があればそれは個人の【損得】の核かな