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競馬という趣味のある生活。

よくぞ言った

2013年11月02日 13時42分06秒 | 一口馬主
エピファネイアがJCを回避して放牧に出る。メンバー的に好勝負が可能と思っていただけに残念だが、馬の体調が第一。この後、有馬記念に出走するか分からないが次走を心待ちにしている。
その分、今週は妹のロザリンドに期待するが、大外18番枠とツキがない。枠の不利関係なく勝って欲しいところだがさてどうなるか。

ところで今週のGallop誌における吉田照哉氏、吉田勝己氏、前田幸治氏による座談会part2の一幕は面白かった。前田幸治氏が吉田兄弟に対して放った「外国人騎手を使うのは控えてくれ」という発言は痛快。私は吉田兄弟率いる社台グループにお世話になっているが、一競馬ファンとして最近ますます酷くなっている社台グループの外国人騎手偏重の起用、問答無用の乗り替わりには辟易しており、よくぞ言ってくれた、との想いである。

社台グループが馬を走らせることを第一に最善の方法を採っていることは理解し、恩恵に預かっている身としては何を言わんやと返されそうだが興行として陰りが見える日本競馬を支える盟主であればこそ如何に競馬ファンを惹きつけるかという視点の思慮深さと懐の深さが必要と思う。少なくとも日本産の馬で強くともヤネがみな外国人騎手なんて競馬は全くの興醒めであり御免。日本人騎手の努力や意識向上も当然に求められるが、優れた騎手を育成する為には実戦で強い馬に騎乗し大舞台で経験を積ませることが肝要なのはどこの世界も同じ。いまや単なる生産者という枠組みを超えた絶対的な存在で権力者なのだから、「頼みますよ」という感じである。

しかし吉田照哉氏の「まずは日本の馬で凱旋門賞を勝たないと」という発言の下りを見るとそれまでは日本人騎手との人馬一体で凱旋門賞に臨むといった思想はないのだろうなと感じた次第。果たしてそうした思想の持主に日本競馬の悲願が届くのであろうか。外国人騎手を据えて臨んだオルフェーヴルの2年連続の敗退を目の当たりにしているから余計にそう思ってしまうんだなあ。


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