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競馬という趣味のある生活。

Vindication !

2009年11月08日 13時48分59秒 | 一口馬主
Zenyattaが牝馬ながら無敗でBCクラシック制覇という大偉業をやってのけた!

いつも通り最後方からレースを進め4コーナーから仕掛けて直線で先行馬を一気に交わすという派手な競馬。これぞ横綱相撲なのかその走りは圧巻。まさにVindication!最強の証明。ほんとすごい。

Zenyattaはこれまで無敗街道を歩み昨年は米国の年度代表古馬牝馬に選ばれ既に名牝中の名牝。しかしながらそれまでに出走したレースが全て牝馬限定戦だったため、今春突如として現れたもう1頭の怪物牝馬Rachel Alexandraの規格外の活躍の前にやや陰が薄くなっていたように思う。

2頭のスーパー牝馬の激突は米国の競馬ファンならずとも世界が注目してきた一戦だったはずですが、Rachel Alexandraが連戦の疲れから休養に入ったことで終ぞその対決は実現することなく。図らずも今回ZenyattaがBCクラシックという世界最高峰の舞台で一流牡馬を蹴散らしたものだから、余計にその対決が適わなかったのが残念でならい。

恐らくこれ以上ない成績を収めたZenyattaはこれで引退でしょうから、後は空想してお楽しみ下さいということか。年度代表馬の座はZenyattaが射止めると思いますがRachel Alaxandraと一体どちらが強いのか世論は二分するのでしょうね。AW/ダートという馬場適性が2頭の比較をややこしくしてるし(笑)やはり見たかったですね、2頭のマッチレースを。

巷で最強牝馬の特集が沢山組まれていますが、最近の牝馬の大活躍の理由は何なのだろう?温暖化による異常気象の影響で遺伝子レベルで何かが起こってる?そんなわけはないでしょうが、これまでも牡馬顔負けの女傑や名牝は世界中にたくさん登場してきたものの、昨年の欧州のZarkavaや本邦のウオッカなどこの数年の世界のスーパー牝馬は牡馬顔負けどころか最強馬を襲名するような規格外ばかり。単なる偶然なのか、必然なのか、その背景に何の因果関係があるのか興味深々もこればかりは神のみぞ知るなのでしょう。

しかし今回BCマイルを連覇してGⅠ7勝目を飾ったGoldikovaなんて既にミエスク級の名牝ですがZenyattaとかZarkavaなんかが凄すぎるものだから陰が薄い(汗)そんなわけだからBCターフを連覇したConduitはもっと陰が薄い(笑)

いやいや今年も面白いBCを堪能させて頂きました。さてJC&JCダートには何が来日してくれるのか?何気に今年は牝馬にやられっぱなしの米国のダート牡馬が大挙して来日しそう。。
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