グレースの自動車・鉄道撮影記

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2022年1月に乗車したフルーティアふくしま 

2022-01-26 14:12:26 | 鉄道写真

 2015年4月から運行している走るカフェこと「フルーティアふくしま」。列車内で沿線の果物を使った洋菓子が楽しめる観光列車で、乗車するにはインターネットなどで「びゅうプラザ」の旅行商品としての予約が必要である。
 基本的に春季から秋季は磐越西線(郡山~喜多方)で冬季は東北本線(郡山~仙台)で運転されている。今回は1月某日に乗ったので、郡山発仙台行きの「フルーティアふくしま91号」に乗ることになった。
 仙台車両センターの719系H‐27編成を改造し、改造後は700番台となり編成番号はS‐27編成となった。S編成というと仙台車両センター(旧仙台電車区)ではかつて急行型電車455・457系電車が使用していた編成番号で社員で455系列に思い入れのある方がいるのだろうかと思いたくなる。


 東北本線基準で上野方の車両。


 さらに車両番号を見るとクシ718‐701と書いてある。クシのシは日本では少数派となった食堂車の意味だが、車内にはカフェカウンターが設置されている。


 磐越西線E721系 快速あいづとの並び。


 連結部。


 クモハ719‐701(東北本線基準で盛岡方先頭車)の車内。ここは1人掛けシート。この席は乗務員室から近い席で尚且つ電動車で台車付近なのでモーターの音が堪能出来る。


 同じくクモハ719‐701の車内。一人掛け以外だと二人向かい合わせシートや四人向かい合わせシートが設置されている。


 クモハ719‐701の乗務員室後ろには荷物スペースもある。


 乗降用扉は赤色に塗られている。こうして見るとJR九州のキハ200みたい。

フルーティアふくしま91号 郡山発車後の車内放送

 郡山出発。女性運転士に女性車掌でまさにフルーティアふくしまにふさわしい乗務員さんだ。
 この車掌さん、「この列車は~」ではなく「この電車は~」と放送してくれてる。一時期、仙台支社も「電車」と案内している時期もあったが最近では「列車」と案内している車掌さんの方が多くなった。個人的には「電車」と案内してくれた方が嬉しいので、この女性車掌さんは当たり。


 ケーキとジュースが運ばれてきた。美味しいのだが、不器用な奴なのでフィルムが少し取りづらい。あとフォークがプラでなければ嬉しい。


 説明書き。丹精込めて作ったのは分かるが、プラのフォークならタルトよりもスポンジケーキの方が個人的には有難い。

フルーティアふくしま91号 福島駅発車後の車内放送



 クシ718‐701の乗務員室付近。



 記念撮影用のボード。車掌さんと記念撮影……いや何でもない。


 同じくクシ718‐701の車内。カフェカウンターはこのような感じ。写真には写ってないが、冷たい紅茶・コーヒー・水はジュースバーのような物があるので自由におかわり出来る。(暖かい紅茶・コーヒーもアテンダントに言えばおかわり出来る。)その他、お菓子やグッズなども販売している。


 自分は冷たい紅茶をおかわりし、アイスクリームや仙台のクッキーサンド(北海道 六花亭のバターサンドのようなお菓子)を購入。


 車掌さんが車内を回ってきて「スタンプが欲しい方は申し出を」とのことなので、押して貰った。
 自分は乗車券マニアではないけど、女性車掌さんだとスタンプを貰いたくなってしまう。個人的にはケーキよりも嬉しい記念に……

フルーティアふくしま91号 終点仙台到着前の車内放送




 終点仙台到着。

719系700番台フルーティアふくしま 仙台車両センターへ引き上げ


 ケーキで少し注文をつけたが、全体的には悪くなく、一人掛けシート利用なので719系のモーターを堪能出来たし、719系の車内でスイーツが食べれるし、値段が少し張るが一度利用する価値はあると思う。(今回は女性運転士・女性車掌の組み合わせだからフルーティアに相応しい甘い雰囲気になったかも)
 719系自体も先は長くないと思うので、引退で騒ぎになる前、正に今が乗車チャンスだと思うので是非。

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