これまでJR東日本では長野・郡山・秋田などへ廃車回送・機器更新に伴う車両の回送、総合車両製作所新津事業所からの新造車回送などを機関車の牽引で行ってきたが、これらの機関車が国鉄時代からの継承車で老朽化が進んでいる。
そこでJR東日本はこれらの機関車に変わる牽引輸送用の車両を開発し、今回撮影したクモヤE493系は次世代の車両牽引輸送車ということである。(機関車牽引の工事臨時列車も既に後継車が登場済み。)
今回はクモヤE493系がEF64‐37を牽引し、訓練運転を行うとのことで撮影に出向いた。寧ろEF64‐37目当てで行ったようなもの。
EF64‐37は2年くらい前の全般検査で原色化及び白Hゴムに復元され、白Hゴムが当たり前だった頃を彷彿させてくれるので気になっていた。
当方は情報に疎く、近年の賑わいについていけなくて、JRの電気機関車の撮影から遠ざかっていたが、国鉄型機関車の先も長くなさそうだし、撮影する機会もなかなか無いので、撮影出来る時に撮影しようと思った訳。まるで廃車回送のような姿ではあるが、やはり白Hゴムの姿はカッコいいものだ。
EF64-37付きクモヤE493系死重訓練 通過動画
動画。会社の用事を済ませてから来たのでギリギリの到着になり、考える余裕も無くこの場所で撮影。