本数が少なくなった415系セミクロスシート車を使用した団体列車が2021年4月と7月に日豊本線で運転されたが、2021年11月13日から14日にかけて長崎本線でも運転された。13日に門司港から長崎までの往路分、14日に長崎から門司港までの復路分が運転された。
今回、復路分の運転が休みの日だったので復路分に乗ってきた。
長崎駅の発車票。団体 門司港4両が今回乗る415系セミクロスシート車の団体列車である。
西九州新幹線の開業の影響で「かもめ」博多の案内も見れなくなりそう。
長崎駅高架ホームに入線した415系セミクロスシート車。今回も7月の日豊本線縦断号と同じくFo117編成である。
415系セミクロスシート車が長崎駅に来たのは何年ぶりだろうか。高架になって浦島太郎状態だろう。
工事の影響もあると思うが、駅の外に出るのが億劫な駅に変わったと思った。少し前なら行き止まり式の地上ホームで駅の外へすぐに出れたものだが。
JR九州の主要駅(熊本・大分・宮崎など)は高架化された所が多いと感じる。
「415系セミクロスシート車で行く長崎本線横断号」長崎から肥前三川信号所までの乗車動画
「415系セミクロスシート車で行く長崎本線横断号」肥前三川信号所から現川までの車窓動画
個人的に長崎本線らしいと感じる浦上から現川までのトンネル。
早速、現川でドア開放。これぞ自分が知る九州の鉄道風景。白地に青のラインの九州色はシンプルだけど洗練されててどの景色にも合うと思う。
大村線方面から直通のYC1系と交換。このセミクロスシートからYC1系が見れる機会も滅多にない。それどころか銅製車自体も長崎にはあまり来ない。
余談だが、YC1系に前日乗ったが、椅子が少ないし、室内のレイアウトがあまり好きではない。
喜々津では行先表示器の幕回し。
そう言えば最近、運転されてたっけ?
「415系セミクロスシート車で行く長崎本線横断号」幕回し
「415系セミクロスシート車で行く長崎本線横断号」喜々津から諫早までの車窓動画
小長井にて。
小長井から多良まで撮った車窓。
カーブと有明海の風景こそ長崎本線らしい場面。定期普通列車で415系セミクロスシート車が走ってくれたらいいのに。
多良にて。
「415系セミクロスシート車で行く長崎本線横断号」多良から肥前浜までの車窓動画
肥前浜にて。
肥前浜では地元の特産品が販売されていた。勿論、自分も購入。
この駅には山羊もいるんだな。
肥前浜発車前くらいにお弁当が配られ、今回は浜宿キッチンの唐揚げ弁当。
肥前山口。
留置線にFo110編成が止まっていた。ロングシート改造車で側面窓は全て原型のまま。これをあまり撮影してる方はあまり居なかったような。
東日本エリアの者からするとこれも貴重な存在なんだけどね。
「415系セミクロスシート車で行く長崎本線横断号」佐賀から吉野ヶ里公園までの車窓動画
神埼でEF81‐452牽引の鍋島行き貨物列車とすれ違いがあるので、是非、ご視聴を。
出来れば静止画で撮りたいが、こうして動画で撮れただけでも良しとします。
鳥栖から鹿児島本線に入り終点門司港に到着。
街歩きをして門司港駅に戻ると
ロングシート改造車で側面窓が一部固定化されたFo106編成が居た。Fo117編成が居る間はカメラを構えた方が結構居たのに、これを撮ってる人はあまり居なかった。
まあ門司港らしい風景が気ままに撮れたからいいんだけど。
↓おまけ。乗車前日に長崎駅で撮影した往路分の回送列車。
415系Fo117編成の回送列車 長崎駅発車