南の海のワナビ

小説家を目指す「南野海」の野望ははたして達成されるのか?

ホイチョイ映画で夢を取りもどせ

2007-03-04 00:19:11 | 映画
 前回、「バブルへGO!」のレビューを書かせてもらいましたが、南野はこの映画に限らず、ホイチョイ・プロダクションの作品は大好きで欠かさず見ています。
 ええ、きょうは他の作品について書かせてもらいます。
 といっても、これ以外の作品は南野の知るかぎり、四つだけ。

「私をスキーに連れてって」
「彼女が水着にきがえたら」
「波の数だけ抱きしめて」
「メッセンジャー」

 たぶん、他にはないはずです。
 いずれも若者の主人公のちょっと軽い青春物語。ただ、この四つに今回の「バブル」を並べてみると、やはりすこし毛色が違います。
 このうちの「スキー」と「水着」は公開時期が近いこともあって、かなり似ています。スキー(ダイビング)のベテランの男と、初心者の女の恋と冒険のストーリー。トレンドのスポーツと楽しげな音楽を使った、お洒落なラブストーリーって感じですね。
 それに比べると「波の数だけ」はちょっとほろ苦い青春物語です。夢の挫折とちょっと悲しい恋の終わり。それを描いています。明らかに前のふたつとはちがうテーマを持っています。
「メッセンジャー」は夢を失った主人公たちの第二の夢にむかって突き進む物語。まるで前作に対応しているかのようです。
 そして今回の「バブル」、そう考えると、夢や愛の廃墟から、それらがあふれてるところに探し物をしに行く物語と取れなくもないですね。

 あれ、こんなつもりじゃなかったんですが、こうやって並べてみると、一連の流れがありますよ。
 夢や恋や冒険にあこがれる話。
 それを失う話。
 それを取りもどす話。
 なにもかも失ったあと、もう一度探しに行く話。

 いやあ、まあ、さすがに考えすぎでしょうね。
 たぶん、制作者もそこまで考えちゃいません。

 でもこの一連の流れでぶっ続けで見たら、どんなことを感じるんでしょうね?
 夢を失ったおとなたちが、もう一度夢を探したいと思う。って言ったら、さすがに誇大妄想でしょうか?
 そうかもしれませんが、そういうことにしておきましょう。
 だって夢のない人生なんてつまらないじゃないですか?

私をスキーに連れてって

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彼女が水着にきがえたら

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メッセンジャー

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