「スペル」っていう映画を見てきました。
ホラーの癖に、笑わしてどうするんだ?(どちらかというと失笑)
いや、マジでそういう映画です。
ストーリーは銀行勤めのクリスティンが、謎の老婆から配当になっている自宅を取り上げないでくれと頼まれますが、べつのことでちょっといらいらしてたので却下。
このばあさん、怒り心頭で、クリスティンを駐車場で襲います。
クリスティン、ホッチキスをばあさんの額に打ち込んだりして反撃。
ばあさんはばあさんで、入れ歯落っことしたりしながら執念の攻撃。
もうこのへんから、ギャグ路線確定。
怖いばあさんが不意に襲ってきたと思ったら、入れ歯落として探しまくるホラーがどこにあるんだよ!
もっともこのばあさん、最後に呪いをかけて消え失せます(ボタンを引きちぎられ、それに呪いをかけて戻された)。
クリスティン、そのおかげで山羊の化け物に襲われるわ、銀行に出れば、支店長の前で鼻血ブーになるわ(いやあ、まるでギャグマンガのようにあたりを血まみれにしてました)とろくなことがありません。
しかもたまたま入った店の霊能力者のおっさんから、呪われていると宣言されます。
助かりたかったら、動物を生け贄にしろ。
そんなことできないと、否定したクリスティンでしたが、再度悪魔に襲われると、自分のペットの猫を惨殺。
なにも自分の猫殺さなくてもいいんじゃね?
しかし呪いは止まらない。
そこでえらい霊能力者のおばさんの出番ですよ。
おばさんの計画。悪魔を呼び出して、それを生け贄の山羊に乗りうつらせる。助手がすかさず、山羊を斬り殺す。
それで一件落着のはずだったんですが、助手、なにを血迷ったか、山羊じゃなくて、山羊を繋いでるロープを切っちまい、山羊に噛みつかれて逆に悪魔に乗りうつられてしまいました。
助手、不気味な顔で空中に浮かびながらダンス。
これ、ぜったい怖がらせようとしてないよな。笑わそうとしてるよな。
もっともおばさんの活躍で悪魔は逃げていきますが、その代償でおばさん、心停止。
クリスティン、絶体絶命。もうどうすればいいやら。
と思ったとき、最初の霊能力者のおっさん、「呪いを受けたボタンを誰かに渡せ。それで呪いはそっちにいく」と言いだします。
え、そんな簡単な方法があったの? 一万ドルもぼったくっておいて。
とクリスティンが思ったかどうかは知りませんが、誰かにそれを渡すために夜の街を徘徊。
今にも死にそうな男に渡そうとして断念したり、銀行のライバルに渡そうとしたりしますが、やっぱりだめ。
そこで名案が閃きます。
そうだ。死んだばばあにくれてやれ。どうせあいつのせいなんだから。
ということで、墓を掘り返すクリスティン。
倒れてきた十字架で頭を打つというギャグをこなしつつも、泥まみれになりつつ任務完了。
で、最後のオチは読めていたというより、あまりにもストレートすぎて捻りなし。
まあ、ホラーは一歩まちがえるとギャグになるという見本のような映画。それともこれは狙ってやったんだろうか?
南野の小説(電子書籍)「二挺拳銃お姫様」「海の底のアルテミス」発売中。ともに税込み525円。
ケータイで読みたい人は、ただ読みネットから入って、「人気作が待望の電子書籍化」というところを探してみてね。
押してね。
↓
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ホラーの癖に、笑わしてどうするんだ?(どちらかというと失笑)
いや、マジでそういう映画です。
ストーリーは銀行勤めのクリスティンが、謎の老婆から配当になっている自宅を取り上げないでくれと頼まれますが、べつのことでちょっといらいらしてたので却下。
このばあさん、怒り心頭で、クリスティンを駐車場で襲います。
クリスティン、ホッチキスをばあさんの額に打ち込んだりして反撃。
ばあさんはばあさんで、入れ歯落っことしたりしながら執念の攻撃。
もうこのへんから、ギャグ路線確定。
怖いばあさんが不意に襲ってきたと思ったら、入れ歯落として探しまくるホラーがどこにあるんだよ!
もっともこのばあさん、最後に呪いをかけて消え失せます(ボタンを引きちぎられ、それに呪いをかけて戻された)。
クリスティン、そのおかげで山羊の化け物に襲われるわ、銀行に出れば、支店長の前で鼻血ブーになるわ(いやあ、まるでギャグマンガのようにあたりを血まみれにしてました)とろくなことがありません。
しかもたまたま入った店の霊能力者のおっさんから、呪われていると宣言されます。
助かりたかったら、動物を生け贄にしろ。
そんなことできないと、否定したクリスティンでしたが、再度悪魔に襲われると、自分のペットの猫を惨殺。
なにも自分の猫殺さなくてもいいんじゃね?
しかし呪いは止まらない。
そこでえらい霊能力者のおばさんの出番ですよ。
おばさんの計画。悪魔を呼び出して、それを生け贄の山羊に乗りうつらせる。助手がすかさず、山羊を斬り殺す。
それで一件落着のはずだったんですが、助手、なにを血迷ったか、山羊じゃなくて、山羊を繋いでるロープを切っちまい、山羊に噛みつかれて逆に悪魔に乗りうつられてしまいました。
助手、不気味な顔で空中に浮かびながらダンス。
これ、ぜったい怖がらせようとしてないよな。笑わそうとしてるよな。
もっともおばさんの活躍で悪魔は逃げていきますが、その代償でおばさん、心停止。
クリスティン、絶体絶命。もうどうすればいいやら。
と思ったとき、最初の霊能力者のおっさん、「呪いを受けたボタンを誰かに渡せ。それで呪いはそっちにいく」と言いだします。
え、そんな簡単な方法があったの? 一万ドルもぼったくっておいて。
とクリスティンが思ったかどうかは知りませんが、誰かにそれを渡すために夜の街を徘徊。
今にも死にそうな男に渡そうとして断念したり、銀行のライバルに渡そうとしたりしますが、やっぱりだめ。
そこで名案が閃きます。
そうだ。死んだばばあにくれてやれ。どうせあいつのせいなんだから。
ということで、墓を掘り返すクリスティン。
倒れてきた十字架で頭を打つというギャグをこなしつつも、泥まみれになりつつ任務完了。
で、最後のオチは読めていたというより、あまりにもストレートすぎて捻りなし。
まあ、ホラーは一歩まちがえるとギャグになるという見本のような映画。それともこれは狙ってやったんだろうか?
南野の小説(電子書籍)「二挺拳銃お姫様」「海の底のアルテミス」発売中。ともに税込み525円。
ケータイで読みたい人は、ただ読みネットから入って、「人気作が待望の電子書籍化」というところを探してみてね。
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こういうアホなホラーこそ、もしかしたら全米ナンバーワンとかになっているかもと思って調べてみたのですが、なっていませんでした。
残念です。
ということは、真剣に作った可能性大!?(笑)
とりあえず、「人間、追い詰められたら何をしでかすか分からない」がテーマなのかもと思いました。わはははは(おい)。