南の海のワナビ

小説家を目指す「南野海」の野望ははたして達成されるのか?

暑苦しいカイジもなかなかいいな「カイジ~人生逆転ゲーム~」

2009-10-10 21:19:08 | 映画
 カイジの映画、初日にゴー。
 正直不安もあったけど、すごくよかった。一応ある程度の予備知識もあったんですが、最大の不安点は詰め込みすぎてダイジェストみたいになるんじゃないかってことでしたが、まったく問題ありませんでした。
 原作からアレンジしている部分もありましたが、そのほとんどは問題なし。
 ただ限定ジャンケンが速すぎなのが玉に瑕。あと三十分延長しても、あそこはみっちりやって欲しかった。
 時間の都合で、買い占め作戦や仲間の裏切り省略。カイジ対船井の戦いに焦点を絞ってます。
 鉄骨渡りは熱い。マンガでもカイジがリーダーシップ取ってましたが、あの絵のせいか、悲壮感は漂ってきてもどこか冷えた感じがしましたが、藤原竜也のおかげで暑苦しいまでに熱い。
 あれ? だけど変だぞ、なんか目から涙が……。

 まさか、カイジ見て泣くとは思わなかったぜ。

 鉄骨はほぼ原作どおりに話が進んで(さすがにガラスの階段はリアリティなさすぎたのかなかったけど)、カイジと利根川のEカード勝負。
 ここにクライマックスを持ってきただけあって、かなり力はいってます。
 耳に付けるドリルはなかったけど、地下で体内に埋め込まれたチップがそのかわりの役目を果たします。
 怪演する香川照之と熱い藤原の名勝負はすげえ!
 香川の表情と、藤原の勝ちほこり方に注目。
 三本勝負の三本目は、勝負に至る過程から、心理戦まで熱すぎます。
 (そういえば、鉄板土下座はなかったな。あれ、ぜひやって欲しかったけど)

 みっつのエピソードをぶっつづけにやって、ブツ切れ感とか詰め込み感がほとんどなく、絶妙のバランスでストーリーが進みます。
 原作見てなくても見るべし。
 (ただ原作読んでないと、体内チップが脈拍などを時計に送信するシーンがイマイチわかりにくいかも。ようは嘘発見器です)
 キャストもカイジ、利根川、遠藤、原作とはイメージちがうけど問題なし。むしろカイジと利根川は当たり役かも。


カイジ―賭博黙示録 (1) (ヤンマガKC (608))
福本 伸行
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