南の海のワナビ

小説家を目指す「南野海」の野望ははたして達成されるのか?

仮想世界の戦争と田舎の夏「サマーウォーズ」

2009-08-17 23:12:10 | 映画
 「サマーウォーズ」見てきました。
 思った以上に人が入っていてちょっとびっくり。率直な感想としてはかなりおもしろかったです。
 物語は、高校生の健二があこがれの先輩夏希に頼まれて、田舎にいっしょに帰って恋人のふりをするというラノベのような展開からスタート。
 そしたら大勢の親戚連中が集まってて、誰が誰やらわからない。
 その中のドンといえるおばあちゃんから、「夏希を命がけで幸せにできるか?」と聞かれ、おどおど。
 しかしなぜか、ばあちゃんに気に入られる。
 その夜、ケータイにわけのわからない数字の羅列のメールが着信。

 こ、これは、きっと大災害の被害者数と日時を示した暗号だ!(え、それはべつの映画?)

 数学だけは天才の健二。その暗号を解いて、送り返します。
 ところがそれはわなだった。
 次の日、世界中に広まっているネットの仮想世界OZ(よくわからないけど、現実世界とリンクしている巨大なセカンドライフみたいなもんらしい)がなにものかにのっとられて大混乱に。
 健二が送った暗号はそれのセキュリティの鍵らしい。
 健二はアカウントをのっとられて、ハッキングの犯人にでっち上げられます。
 そのおかげで、逮捕!
 なんとか誤解は解けるのですが、夏希の恋人のふりをしてたことはすっかりばればれ。
 そんなところに夏希のおじのワビスケ(ドカベンかよっ!)が帰ってくるのですが、OZを狂わせた人工知能を開発したのが彼らしい。
 おばあちゃん、激怒。
 薙刀ふるって、ワビスケを追いだします(おれは鉄平のばあちゃんみたいです)。
 そのとき、無理がたたってか、つぎの朝、ばあちゃん死亡。

 え、マジかよっ!

 マジです。しかも前夜、お約束のように、健二に「夏希を頼む」と言い残してました。
 一方、OZの中の人工知能は他人のアカウントを次から次へと奪い、巨大な怪物に。
 ついには軍事関係者のアカウントを奪い、人工衛星をコントロールして地上の原発に落とそうと画策。
 タイムリミットは二時間。それを止めるには、人工知能が奪ったアカウントを取りもどし解放すること。
 親戚の中のひとり、パソコン少年の和馬(だったっけ?)は人工知能にたちむかいますが、相手は億クラスのアカウントを身にまとった怪物。格闘では手も足も出ません。
 そこで夏希が花札で挑戦。
 親戚連中のアカウントをチップに、連勝で敵のアカウントをもぎ取っていくのですが、途中大負けして、残ったアカウントはわずかに74。敵は億単位。
 レートが高すぎて、賭けるチップがない。まさに絶体絶命。
 そのとき……。

 とまあ、そっから大逆転する話です。
 あんまり役に立っていなかった健二も、最後の最後で活躍します。
 そこで活躍しなければ殴ってやろうかと思ってました(笑)。

 いきなりラブコメの主人公になったと思ったら、いつの間にか世界を救っていたという話。

 「時をかける少女」と同じ監督の作品ですが、南野はこっちの方が好みかな?



サマーウォーズ (角川文庫)
岩井 恭平
角川書店(角川グループパブリッシング)

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2 コメント

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Unknown (一ノ宮弘本)
2009-08-18 20:15:50
なんとなく自分のペンネームを検索していると、こんな所に出てしまいました。
もう電子書籍を二冊も出しておられるんですね。うらやましい。 
ま、とにかく福ミス二次発表までは、
お互い良い夢を見ましょう。
ではまた。
返信する
はじめまして (南野海)
2009-08-18 20:47:55
 まあ、電子書籍の方はほとんど売れてませんし、気にしないで下さい。
 おたがい、目指せ二次ですね。
返信する

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