喜&寿の野鳥観察

記事のタイトルは、その日の探鳥で印象に残った野鳥の名前など

エナガ

2015年05月02日 | 野鳥観察記
今年一番の暑さで、日陰を探しながらの探鳥ですが、夏鳥の姿も少なく寂しいMFでした。
2日目のエナガ雛の観察。
朝、1羽の雛が低い所に止まっていましたが、親鳥に高い所への移動を促され、
兄弟(2羽)のいるところまで登っていきました。
無事に3羽が育っているようです。

エナガ・・・低い所に


羽繕いをしていますが、地肌がよく見えています。


親鳥は、雛に餌を与えたり、与えるふりをしながら2羽の兄弟がいるところまで誘導していきました。




高い所へ


ようやく3羽が近づきました。

エナガ

2015年05月02日 | 野鳥観察記
毎年、この時期になるとエナガの巣立ちが楽しみです。
ところが、MFでは既に数か所で巣立ち前のエナガがカラスの被害にあっています。
今年はもう駄目と思っていたところ、昨日こんなハプニングがありました。
カラスが、木の中で騒いでいるので近づいてみると、エナガの巣材のような鳥の羽がたくさん飛び散っています。
近くでは、エナガが激しくさえずり(泣き)ながら飛び回っており、いつもとようすが違います。
その後、エナガの成鳥(親鳥とヘルパー)4羽が虫をくわえて交互にホバリングを始めました。
なんと・・・ホバリングしているエナガの下に雛が。
先ほどのカラスが、雛を狙って再び近くまでやってきます。

カラスや猫からエナガの雛を守りながら、しばらく観察させてもらいました。

エナガの雛・・・草むらに隠れていました。


少しづつ木に登り始めました。








親鳥やヘルパーが雛に餌を運びます。






雛の数が少ないと寂しいですね。


エナガの子育てでは、親鳥以外にヘルパーが活躍しますが、今回、ヘルパーが親鳥と同じように雛に接するようすが観察できました。
(抱卵中は曲がっている親鳥の尾も、まっすぐになっており、親鳥とヘルパーの区別はつきませんでしたが、4羽が協力して雛に給餌。)
何羽の雛が犠牲になったのか。詳しいことはわかりませんが残った雛は3羽でした。
3羽の雛には元気に育ってほしいと願いながら、その場を離れました。