朝日新聞(声)恒例の年賀状書き、私はおりた
年賀状の季節がやってきた。けれども私は、今年も出すつもりはない。数年前に、恒例になっていた年賀状書きからおりたのだ。
1年に1度、懐かしい人からの便りを楽しみにしている方もたくさんおられるだろう。手紙を書くのが大好きな私も、年賀状書きにいそしんでいた。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12082014.html?ref=nmail_20151123mo
私は、「出そうか」「今年でやめようか」迷っている。
格式張ったしきたり(正月は年賀状という)は今の生活習慣に合わない。
情報伝達は多様にある。メール、Facebook等で十分。
でも、元旦の朝に届く、郵便よる年賀状は違う意味をもつのか。
やっぱり出そう。出し続けよう。対象は変えていく。義務マンは切っていく。そして中身を工夫しよう。日本のお正月、元旦の朝、年賀状を読んでもらおう。邪魔だろうが松本輝一の近況と新年に対する意気込みを伝えよう。
一日ずつ着実に One day at a time
「死を友とせよ」という言葉を自分のモットーにして生きていて、毎日毎日、明日はないと思って眠り、朝、目が覚めたら、「今日も生きている」というところから今日を始めよう。1日1日を楽しみ充実して生きようと思ってやってきた。
(なかにし礼「生きる力」より)
生きるためには二つの道があります。一つは普通の、真っ直ぐで正直な道です。もう一つは厄介な道です。それは死を越えて行く道です。それは天才の道です。
(トーマス・マン 自作について「魔の山」入門より)
私も、一歩でも前に進む気持ちを強く持ち、少しでも近づけるよう真似してみたいと思います。そのうちに本物になるかも知れません。ゆるく 力を入れず 自分なりに。
起きろ。目覚めろ。この青い空はお前のものなんだ。