定年退職後、一番最初の講習会(パソコン指導者)の講師だったばばひろこ(日野弘子)さん。圧倒的なパワーで25人の受講生に迫ってくる。講師としてのあり方、プレゼンの方法等きつい5日連続の講習だった。美人で知的で強くて怖い人。同窓会を勝ちどきみきでやった時も参加してくれた。年に数回メールで連絡を取り合っていた。7月にFBでも知り合いになった。それからは相談にのってもらった。今回紹介するのは最後のメーセージ。
(2018年10月12日 1:06 松本輝一)
生きていく上で「気づき」が大切ですね。年齢とともに体力は落ちていきますが、気づき情報のアンテナだけは敏感にしておきたいです。福田さんの講演会の開催にあたり多くの方と電話やメールで連絡を取り合いました。申し込みのメールの文章の中で気になったことを見逃さずに前進した点がありました。「ねこ」と言うキーワードでした。「ねこ」を譲ってもらい出張等の時は預かりをする仲という。情報を交換することで繋がりが広がっていきました。逆に未だ肩書き人間が存在したことに驚きと怒りが。Normalizationか。人は人か。「May I help you?」「承認する」「共感する」「現場、現状を知ってこそ」これらの言葉を胸に刻んで日々を送りたいと思います。自分を必要とする人がいるかいないかを勝手に判断しないで行動すべきなんでしょうね。生きる上でフォロー力が問われるでしょうね。「何かをやった」、「よかった」で終わるのではなく、「どうでしたか」と問うことがはじめの一歩ですね。そこで何かのキーワードが生まれ繋がりができそうです。「どうでしたか」「いかがでしたか」の内容・質が相手の心に入り込まなければ単なる雑音でしょうね。 馬場さんの言葉にはハートがあります。いつも勉強になっています。これからもよろしく。眠くなりました。夜分すいません。
(2018年10月12日 12:49 ばばひろこ)「気づき」はとても大きいですよね。 感じるか感じないか。この差は天と地もの差があります。そこには賢所な姿勢、柔軟な思考が求められます。私も障害者手帳を取得してから、障害者の奥の深い世界をより実践的に関わりを持ち、勉強できるようになりました。 障害者になったことはネガティヴですが、それ以上に「学び」が多いことに感謝しています。 「ねこ」以前に そのような隠語?は耳にしたことがあります。言葉遊びのようで、当事者からするといい気分にはならないですよね。本当に悲しいです。こういう表現もまた、障害者の「生きづらさ」を生むということが 健康な方には分からない。 以前、お話しした「ありのままで生きて行こう」のコミュニティの管理人である上田要さん(重度の脳性麻痺)は、今でさえ全国で当たり前になっている「ノンステップバス」をオランダから導入提案して視察など、その取り組みの中心で活躍されました。障害者から、社会に発信して、一般社会に大いなる助けとなっている事例の一つです。彼の積極的な活動によって、今、障害者だけでなく、お年寄り、たまたま具合の悪い方、荷物が多い方に、当たり前に役に立っています。 このことが障害者の提案によって導入されていることを知る一般人はまずいないでしょう。また、彼は早くから世田谷という土地で「共生」という言葉を根付かせました。彼のところには、今なお若い障害者、健常者問わず、集まります。日々、お互いがどうすれば、「気持ちよく生きていけるのか」を、ずっと考えています。わたしは、このことを決して忘れません。 何事も勉強なのですよね。。。
その後、まったく音沙汰がなくなった。
(2018年10月27日15:45 (土)松本輝一といいます。ひろこさん、どうなされたのでしょうか。心配です。よろしかったら教えてください。
(2018年10月28日 0:17)はじめまして松本さん夫の馬場陵ともうします。 妻は17日息をひきとりました ご連絡ができず大変申し訳ございません。松本さんが受講なされたときのことを、妻は凄いうれしそうに語っていたのをよく覚えています。僕もまだ受け入れられませんが・・・ 松本さんの心にひろこを居させてください。本当に本当にありがとうございました。
(2018年10月28日 0:55 松本輝一)メッセージ、ありがとうございます。胸騒ぎがしたのです。どうしようかずーっと迷っていました。今日の朝は目覚めが良かったので思い切ってメッセージを書いた次第です。電話番号も住所も知りません。信じられません!私は通信制高校の教員をやっていました。企業内教育と技能連携がおもでした。企業の研修等には関わりがたくさんありました。40年勤めて定年退職後三鷹のシルバー人材センターに入りパソコン教室の講師になりました。突然講習を受けに行けと言われ面食らいました。朝から晩まで八丁堀で5日間の講習です。そこで出会ったのがひろこさんでした。とても厳しい講習でした。私が出会った講師の中でダントツでした。他の受講生は降参しそうでした。私にとってはすごく役に立ちました。今、武蔵野・三鷹・小金井の三市で情報の交差点というチームを作成し活動しています。プレゼンの方法等をしっかり教えていただいたので自信を持って発表等をしています。みんなひろこさんのお陰です。お悔やみの言葉も出てきません。それほど悲しく寂しいです。メッセージを振り返るといつも暖かい励ましをいただきました。苦しい時もいつもやさしく手を取り合って生きていたお二人。いつも羨ましく思っていました。落ち着きましたらお線香をあげにお伺いしたいと思っています。突然のことで綾さまも大変な思いをしていると思います。気候の変調もあります。どうか体調管理に気をつけて日々をお送りください。ご冥福をお祈りいたします。