それは「いま、ココ、自分」
卒業生のみなさまへ
梅雨、猛暑日とつづいた春から夏で、やっと秋が見えてきたようです。
卒業してから約10年。でも、3・11があり生き方も大きく変更されたと思います。
また、今は新型コロナウイルス感染が拡大し、未知の世界に突入しています。
進学・就職、その他など、自分の道を選択し歩き続けたはずです。
人生は同じレールの上を走り続けるほど困難なものはありません。
目の前には家庭、生活、教育、介護など難問が待ち構えています。
でも、それは、誰でもが通る道です。
私もあと数ヶ月で後期高齢者になります。気持ちは若いつもりでも老いは確実にやってきます。自転車での転倒が多くなりました。踏ん張りが効かなくなりました。
少子高齢化社会に突入しました。団塊の世代が古希になり、70歳代が街にあふれるようになりました。
社会の変容とともに生き方を変えなくてはいけません。政治家の甘い言葉にのってはいけません。
骨格として、
1 心の貧乏になるな
2 独りでは生きていけない
3 社会の制度を直していく
これから、自らが努力する目標として、
1 支え、支え合うこと
2 学び続けること
3 変革すること
「気概を持って必要とされる人間となれ」ということです。
それには最低限の武器が必要です。
IT化は避けて通れません。
好奇心を持ってスマホを使いこなしてください。
わからなければ学べばいいのです。
そして地域に出ることです。そこで新しい仲間を増やすことです。
「自分を活かす」には読書が必要です。そうした行動の中で知識をつけることです。
なんでこんな文を送ってくるのかと思っている人がいるでしょう。
「格差社会」に気がついてほしいのです。
日々戦わなければ社会の片隅に追いやられてしまいます。
これからの社会で生きる基本は「地域」だと思います。
地域に入ることでいろんなことを知ります。
「自分の役割」を探すことです。
終わりなき旅です。
コロナ禍で厳しいですが、負けずに頑張りましょう。