SAMMYのみちくさ日記

「気まま」に「みちくさ」しながら、ありのまんま思ったことを無精者が書いてるブログです(^_^)v

寂しい…。

2009年06月28日 | Michi-kusa
『床屋さん』の話をします。

今日も回っとるで、近所の床屋。

以前、このブログでも紹介したことのある床屋なんですが、8月9日で閉店することになったんです(T-T)

今年で76歳になるおっちゃん。16歳で理容の道に入り、昭和35年1月15日に開業して以来、約50年間。月見ケ丘でハサミを握り続けてきました。

僕は、幼稚園の頃からこのおっちゃんに髪を切ってもらってきました。
30余年になります(^_-)

家族以外でこれほど長い間お付き合いできる関係ってなかなかあるもんではないと思っていて…このおっちゃんとおばちゃんとの縁はホンマに大切な縁です。

玄関の張り紙にこう書かれていました。

長い間支えてきていただいたお客様へ。突然ではありますが、一身上の都合により…。

席に座り、いつもと変わらない世間話をしている中で、おっちゃんに教えられたことがあります。

おっちゃんは、自分の髪の毛を自分のところではなく、他の理容院・美容院でカットしてもらっているんです。

特にオープンしたお店には出向くそうです。

自分が知らない新しいカット方法などを直接カットしてもらうことで色々勉強するいうのです。

おっちゃんは、さらに言いました。

年齢的にもできひんことがあるのはわかってるんやけど、そんな気持ち(学ぼうとする気持ち)を持っていたいって…。

60年近く理容業界で仕事をしてきて、今もなお勉強しているおっちゃんの姿勢に頭が下がる思いでした。

今まで、そんなことを言うたことのないやん…おっちゃん!

ズーッと学ぶ姿勢!

僕はおっちゃんを見習おうと思いました。

8月9日は、
床屋閉店の日であり、母ちゃんの誕生日でもある。

その日に合わせて、何か贈れることを考えてみようと思います('◇')ゞ