SAMMYのみちくさ日記

「気まま」に「みちくさ」しながら、ありのまんま思ったことを無精者が書いてるブログです(^_^)v

「はじめまして」を3000回

2018年09月30日 | Michi-kusa


無数に並ぶ本の中。
背表紙に書かれた≪「はじめまして」を3000回≫という題名に目が止まった。そして、手に取った。

喜多喜久氏の書き下ろし作品だった。あたかも、喜多氏の作品ことを知っているかのような書き方ですが、ごめんなさい。知りません(^_^;)
帯には、こう書かれていた。


出会った瞬間に、永遠の別れが決まっていたとしたら・・・。
"予知夢"で繋がった二人の、泣けるラブ・ミステリー!



「私と付き合わないと、ずばり、死んじゃう」彼女は、天使のような笑顔で言った。



高校二年の北原恭介は、友達の少ないリケイ男子。そんな恭介が、クラスの人気者・牧野佑那(ゆうな)から生まれて初めての「告白」をされた。

「昨日の夜、北原君に告白する夢を見たから」
「予知が外れると、不幸が襲い掛かるの」

冗談みたいなことを言って、ぐいぐい恭介の生活に入り込んでくる奔放な美少女牧野佑那。恭介の頑なな"リケイのメンタル"が次第に揺らぎ始め、ついに想いが"本当の恋"へと変わろうとしていた、そのとき・・・・・・。
恭介は、笑顔を絶やさなかった彼女が、「ある重大な秘密」をずっと抱えていたことを知る。


僕は、
イオンモール桂川の大垣書店の中の一角でこの本の「イントロダクション」を読んだ。


「くだん」という単語をご存じだろうか。漢字だと、「件」と書く。
国語辞典を見ると・・・
~省略~
言いたいのはそっちじゃない。
「くだん」という名の妖怪のことだ。
そいつは、人の顔と牛の体を持つ。人間の言葉を話し、生まれてから死ぬまでの数日の間に、戦争や洪水などの重大事に関する予言を残すという。それらの予言は見事にすべて的中するそうだ。



このイントロダクションを読んで≪妖怪≫あらわるだった(笑)
本のタイトルを見たときに思ったのが、≪博士の愛した数式≫を想像したんだけどな・・・。



牧野佑那は、予知という名のくだんの呪いに縛られながら生きていた。
運命を受け入れ、その呪いとうまく付き合いながら自分の生き方を貫いた。
予知によると北原恭介は死ぬ。
くだんの呪いの通り行動しなければ、自分が死ぬ。
読み進めていくにしたがって、何とも言えないスッキリしない状態が続いた。モヤモヤモヤモヤ。けれど、牧野佑那の本当の気持ちを知るとき、とても切なくて切なくて・・・(T_T)





リケイ男子の北原恭介。
彼も彼なりに人生を通して一途だったのかもしれません。


読了してしばらくは、
切ないです。

里帰り。おいらのあいぼぉー((o(^∇^)o))

2018年09月28日 | Michi-kusa
おいらの相棒がメンテナンスのために里帰り。
≪Altero Custom Guitars≫
〒520-0802
滋賀県大津市馬場3-16-22

僕の相棒になってから初めての里帰り。大津の国道沿いにある天一の近く。自分の車が軽自動車で良かったと思うくらい細い路地を入っていったところにそのお店はありました。

お店のスタッフの方とは、"はじめまして(笑)"

先客がいなかったこともあり、すぐにメンテにとりかかってもらえた。
相棒を手にしたスタッフの方が一言。
"久しぶりやなー(笑)"とものすごく嬉しそう(^_^)

相棒を懐かしむかのように、メンテするその姿を見てると・・・。
相棒がここでうみ出され、世におくられるまでにたくさんの想いを込められたんだろうなぁーと感じた。



出会って半年・・・。


(回想)


それは、2018.03.26。
ライジング・スターズのライブの翌日のことでした。

今日は、どんなベースと出会えるかなぁ~(笑)

って思いながら楽器屋さんに入りました。ベースコーナーに入るなり、真っ正面に吊るされた白のベースが目に飛び込んできたーー!!
近づくにつれ、見えてくるベース本体の木目!


うおーーー!!Σ( ̄□ ̄;)
めっちゃ。かっちょえー!


ヘッドには、
≪kanade SOUND DESIGN≫の文字。

≪Serial No.00000≫
≪KPB-AS WH≫


楽器店員さんからの情報によると・・・。
この白のベース。
滋賀県に拠点を置くギター工房Altero Custom Guitarsがプロデュースするブランド 《Kanade SOUND DESIGN》のベースとのこと。

以前、Altero(アルテロ)のベースを試奏したことがあった・・・。
しかし、その時のベースは、僕にはしっくりとこなかった(^_^;)

けど、今回のベースは違う!!

試奏させてもらって即決でした。
“買います!”って。

隣にいたかみさんは・・・。
この即決具合に。
ドキドキしたそうです。

なぜなら、値札がついていないベースであったこと。
そして、僕が値段を聞く前に買うと発言したことに・・・です(笑)

(注)
かみさんと同様に・・・。
昔から僕を知っている友達(家族も含めて)もきっとびっくりすると思う。
“やっしー。大丈夫なんか?お金?!”って(笑)

正直・・・。
僕にとっては、おおきな買い物。
そして、新品を買うのは初!

出会ってしまったんです(^-^)v
買うっしょp(^-^)q
また、頑張って仕事をするから!

そして、4月。
ライジング・スターズのライブでデビューいたしました(^o^ゞ

出音のバランス、音の太さ、音の輪郭などライジングのライブサウンドに埋もれないかっこいいベースでした。
しかも、ステージが暗転するとネックに埋め込まれたポジションマークが光るというサプライズを隠し持っていやがったー(笑)やるねー!

そして、5月。7月のファイナルとステージを一緒にやってきた。



メンテ完了。
僕の手元に相棒が渡され、その具合を確かめる。やっぱり・・・しっくりくる。


《Kanade SOUND DESIGN》からうまれたこのプロトタイプのベースは、2本。
その1本が、このホワイトのプレベ。
いい相棒と出会ったと思う。
相棒の"きょうだい"はどこにいるのかも気になるところですが(笑)


今は、ライブの予定はありません。


いつになるのか・・・全くわかりませんが、縁とその日がくるまで、コツコツと自分のできることを一つ一つ身に付けられるように練習をしていくだけです。

末永く、コイツと一緒に音楽を続けていきたいなぁーって思っていますp(^-^)q
うまくやっていけそうです。

~ライジングのライブ。ワンシーン~

Altero(アルテロ)のスタッフの方にも、そして、相棒にも。


これからもよろしくお願いします!

牛屋たなか

2018年09月27日 | Michi-kusa
舞鶴若狭自動車道「丹南篠山口IC」すぐ。

兵庫県内で生産される優れた但馬牛を素牛として、自家牧場にて高度な肥育技術を駆使してつくりだした最高級黒毛和牛のお店≪牛屋たなか≫。


店内のウッド感。いいっすね。


結構お客さんも入っているお店だったこともあり、前からずぅーと気になってたんですよね(^_^)隣に有名な三田屋さんもあるんですけど、≪牛屋たなか≫さんをロックオンしていた!


スタッフの女の子にオススメなどを聞いてみた。


最近、赤身を好むようになってきた我ら(笑)


≪カルビ焼≫
上バラ


≪幸福焼≫
赤身マルシン


≪赤身焼≫
赤ミスジ


≪ホルモン焼≫
焼きレバー


あらびきロング(2本)
ソーセージ。注文してしまうんですよね・・・。お店で作られてるものなら、なおさら(^_^;)

牛屋サラダミニ
二人なら十分な量でした。スタッフの女の子のオススメ(笑)


ごはん大
キムチ盛り合わせ
僕ら夫婦の勝手な"美味しいお店"の判断基準のひとつ(笑)
それは、このキムチの味です。好みってもんもありますが(^_^;)



やっぱり写真撮るのがめんどくさくなってしまうな。焼肉は(笑)
断念!途中割愛。


家族を連れて来たいお店に出会えました((o(^∇^)o))
非常に美味しかったです!
ごちそうさまでした\(^o^)/

暈(かさ)

2018年09月26日 | Michi-kusa
さぁーて。寝よ。
部屋の窓を閉めようと鍵に手をかけたとき・・・。
お月さんのまわりに丸いキレイな輪っかができているではないか~(^_^)

そっこう、写真とったけど。

わかりにくいな(^_^;)

調べた結果、「暈(かさ)」というらしい。

あかん。めっちゃ眠。
寝る。

テーラー伊三郎

2018年09月24日 | Michi-kusa


川瀬七緒さんの≪テーラー伊三郎≫。
≪ありえないほどうるさいオルゴール店≫と同時に購入した本。
なかなか読む時間がなくて、少しずつ読み進めてきたけどストーリーは途切れることなく自己流妄想映像化により完読\(^o^)/


この帯に書かれた文言。
そして、表紙のデザイン。
もうね!直感的に・・・読みたいと思った(笑)



老若男女よ、全力で、着飾れ。



仕立て職人と少年がコルセット"コール・バレネ"で革命を起こす!?
灰色の日々を吹き飛ばす、曲者(主に老人)揃いの痛快エンタメ!



「自分の人生は、自分以外のだれにもゆだねるな」



福島の田舎町で、官能漫画家の母と暮らす男子高生・津田海色(アクアマリン)。17歳にして人生を諦めていたが、ある日、古びた老舗紳士服店「テーラー伊三郎(いさぶろう)」のウィンドウに現れた美しいコルセット"コール・バレネ"に心奪われる。頑固な老店主・伊三郎がなぜ女性下着を・・・。騒然となる町内を尻目に、伊三郎に知識を買われたアクアは、共に「テーラー伊三郎」の新装開店を目指す。活動はやがて、スチームパンク女子高生や町に埋もれていた職人らを巻き込んでいき・・・。



「僕の人生は、この先ずっとろくでもないに違いない。」



高校生、津田アクアマリンのセリフから始まる「テーラー伊三郎」



そして、最後にアクアは、
「今、猛烈に学びたい気持ちが沸き上がっている。自分なりの真理を突き詰め、それを糧に堂々と生きてみたい・・・進学しよう。この町を出て僕は僕を試す。」



仕立て職人と少年の"革命"が自分を、町を、世界を変える。


寂れた商店街が、伊三郎が仕立てたコール・バレネにより、アクアの心を動かし、そして、アクアとの出会いにより、妻以外の人間を信じたことなどなかった老店主自身の心も変わっていく。そして、なぜ伊三郎がコール・バレネを作ったのか?読み進めながら、伊三郎の心を知るとき、涙で文字が読めなくなった・・・。
ひとり、また一人と巻き込み、それぞれの能力と心がひとつになっていくストーリーの様は、僕の脳細胞を刺激してくれました。どんどん膨らむ妄想の映像化が楽しくて仕方がないのです!ただ!コルセット"コール・バレネ"がどんな色彩でどんな刺繍が施されているのか?僕の妄想には、限界があり映像化できないのが本当に悔しい!ぜひ、映像化してほしい作品です(^_^)


ちなみに、僕の勝手な妄想キャストは、

津田海色(アクアマリン)。
このキャラクターにぴったりなのは、神木隆之介くんしかいない!と勝手に抜擢(笑)

母であり官能漫画家でもある津田咲子は、もう!キムラ緑子さん(笑)

東北弁のスチームパンク女子高生、三木明日香は、松本穂香さん。
朝ドラ「ひよっこ」で、青天目澄子(なばため すみこ)役が印象的だったから(笑)

テーラー伊三郎の店主である鈴村伊三郎は、絶対ありえないけど、宮崎駿さん。ただし、声は故原田芳雄さん。

大澤のばあさんは、ハウルの動く城に出てくる荒地の魔女。ただし、サリマンに魔力を奪われた後の可愛いらしいおばあちゃんですが・・・(^_^)

他にも、鷲尾真知子さん。故樹木希林さん。草笛光子さんなど豪華女優さんが僕の妄想の中でいい芝居を展開してくれました(^-^)v


「テーラー伊三郎」
非常に面白かったです((o(^∇^)o))


次に読みたいと思っているは、
天野 アタル氏の
「コンビニで夜勤バイトを始めまして。」なんですが、この本と出会う前に、出会ってしまった本がある。それが、
喜多喜久氏の「「はじめまして」を3000回」です。

さぁ~て。どんな作品なのかな(^_^)
楽しみです。