堂蓮記<北海道富良野成田山布部不動堂>

毎月の『御心言』と不定期の『祈願講釈』と徒然なるままの箴言・戯言・読書感想等・北の大地の坊主富良野生活記。

戯れに語る!

2010-07-17 22:16:13 | 日記
〈戯言〉

富良野に結城座が来る。
演劇工場に来る。          俺の記憶では確か長い歴史を持つ、人形による芝居の一座である。

唯、鮮明に思い出すのは、今は亡き山口小夜子さんが、舞台に上がった一座である事だ。

抑、日本人形の如き姿態を持ち合わせていた小夜子さんが、人形と共に舞台に上がり、御芝居をするとは、正に耽美。

かつてはパリコレのステージを縦横無尽に歩き東洋の美を世界に知らしめ、寺山修司の芝居映画に異彩を放ち、山本寛斎鉄丸の名による羽衣伝説にて天女を舞い、山海塾と白く交わり写し、勅使河原三郎とカラスと高速にて飛び交い、忘れな草を携える。又、黒猫の媚態をデッサンされた事もある。

舞台のベッド上で、グラス一杯の水と共に小説を朗読したのを観た。

小夜子さんと共に芝居した人形は来るのだろうか?舞台に上がるだろうか?

演劇工場に来る。
富良野に結城座が来る。

戯れに語る!

2010-07-17 16:30:15 | 日記
〈戯言〉

理想、言うは易し行うは難し。

しかし、一つ二つと焦らず慌てず諦めずに近付き歩み寄る事に意義がある。

俺とて、夜にコンビニに用事があって、買い物の後、たむろしている青少年に絡まれ右の頬を打たれたら、左膝をミゾオチに入れて、両腕で首をロックして、顎に膝をガッツンガッツン入れるかもしれない。

人間とはカッとなるとなかなか抑えがきかなくなるものだ。

そのため二重三重にも自分の心にクッションを入れるために普段から言葉に〈です、ます〉をつけて会話するように心掛けている。

これは十代二十代を問わずにである。

油断大敵禁物なのである、東京十五年の生活で育んだ『下剋上!獅子は獲物を狩るに全力を尽くす!』とならないようにしなくてはならないのだ。

もっとも自分の場合獅子と言うより、多少ガラの良くないテディベアの着ぐるみを被った羆と言った感じである。首のチャックに〈仏道〉の鍵を掛けてあるのである。

〈意識的に観る〉と言う事を自分の言動にも掛けているわけである。

また、御信徒さん御相談者さんにも『(自分の名前)~の耳はトンネル!心はザル!バリヤーは完璧!』と、イメージするように教えて差し上げている。

苦手な人間、腹の立つ人間と会話したり、会ったりしなくてはならない場合である。

冷静冷徹寛容寛大を以って事に当たらなくてはならない場面は案外あるものだ。

十善戒を何遍か唱えたり呟いた後、御真言を唱えたり呟いたりする事も御薦めしている。

普段からしていると効果的である。

南無

現世平和安心安楽安全成道平等利益!

2010-07-17 11:43:06 | 日記
『想い全てに先立ち、全て想いと成る。         在りと有る諸々の悪に関わらず乱されず迷わず憑かれず行わず、在りと有る諸々の善は想い唱え行う。                 現し世に満遍なく平等の利益として滞る事無く平和が伝わる道を望み語り行い歩む。                平和を望み語り行う道を歩むとは。           戦争が無い地域地方国世界と成る道を歩む事。               犯罪が無い地域地方国世界と成る道を歩む事。               貧困が無い地域地方国世界と成る道を歩む事。               差別が無い地域地方国世界と成る道を歩む事。               幼老障難各者を問わず衣食住、学医介に於て平等安心安楽安全な生活と人生である地域地方国世界と成る道を歩む事。          自然保護、自然再生する地域地方国世界と成る道を歩む事。         己身内仲間内其他が関わり合う会社団体
組織並びに地域地方国世界を比較対照し
、己に出来る事、身内仲間内に出来る事、其他に出来る事、会社団体組織に出来る事、地域地方国世界に出来る事を冷静冷徹に吟味し事を始め道を歩む。

己身内仲間内其他、合不合、好き嫌い、善悪正邪、白黒正負、何れにも偏らず、中道中立仲介仲裁中庸を以って、理想状況背景先を観て臨機応変に事を治める。

世界平和万民豊楽神仏興隆寺社興隆檀信徒繁栄乃至法界平等利益。

州堂 合掌 』