堂蓮記<北海道富良野成田山布部不動堂>

毎月の『御心言』と不定期の『祈願講釈』と徒然なるままの箴言・戯言・読書感想等・北の大地の坊主富良野生活記。

戯れに語る!

2010-07-17 16:30:15 | 日記
〈戯言〉

理想、言うは易し行うは難し。

しかし、一つ二つと焦らず慌てず諦めずに近付き歩み寄る事に意義がある。

俺とて、夜にコンビニに用事があって、買い物の後、たむろしている青少年に絡まれ右の頬を打たれたら、左膝をミゾオチに入れて、両腕で首をロックして、顎に膝をガッツンガッツン入れるかもしれない。

人間とはカッとなるとなかなか抑えがきかなくなるものだ。

そのため二重三重にも自分の心にクッションを入れるために普段から言葉に〈です、ます〉をつけて会話するように心掛けている。

これは十代二十代を問わずにである。

油断大敵禁物なのである、東京十五年の生活で育んだ『下剋上!獅子は獲物を狩るに全力を尽くす!』とならないようにしなくてはならないのだ。

もっとも自分の場合獅子と言うより、多少ガラの良くないテディベアの着ぐるみを被った羆と言った感じである。首のチャックに〈仏道〉の鍵を掛けてあるのである。

〈意識的に観る〉と言う事を自分の言動にも掛けているわけである。

また、御信徒さん御相談者さんにも『(自分の名前)~の耳はトンネル!心はザル!バリヤーは完璧!』と、イメージするように教えて差し上げている。

苦手な人間、腹の立つ人間と会話したり、会ったりしなくてはならない場合である。

冷静冷徹寛容寛大を以って事に当たらなくてはならない場面は案外あるものだ。

十善戒を何遍か唱えたり呟いた後、御真言を唱えたり呟いたりする事も御薦めしている。

普段からしていると効果的である。

南無

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