堂蓮記<北海道富良野成田山布部不動堂>

毎月の『御心言』と不定期の『祈願講釈』と徒然なるままの箴言・戯言・読書感想等・北の大地の坊主富良野生活記。

〈奇玩文(キガンモン)〉※空想夢想奇想の一文。

2012-04-26 07:59:27 | 日記
『風果雨来』


風の果てに雨が来る
ひゅうひゅう風吹き
雨が来る
ざあざあざあと雨が来る

赤い朝蒼い昼黒い夜
鳥の羽ばたき
虫の羽ばたき
頭上が揺れる


風の果てに雨が来る
びゅうびゅう風吹き
雨が来る
ごおごおごおと雨が来る

赤い朝蒼い昼黒い夜
鳥の囀り
虫の呟き
耳元触る

風の果てに雨が来る

〈奇玩文〉※空想夢想奇想天外の一文。

2012-04-26 01:06:02 | 日記
『此彼交響曲』

此音色拍子調子間合い彼音色拍子調子間合い交じり響き冴え渡り曲がり紡ぎ繋ぎ合い
生まれ来る時間
生まれ来る空間
生まれ来る人間
生まれ来る世間
生まれ来る行間
生まれ来る中間

此音色拍子調子間合い彼音色拍子調子間合い交じり響き冴え渡り曲がり紡ぎ繋ぎ合い
老いる時間
老いる空間
老いる人間
老いる世間
老いる行間
老いる中間

一つ押し
二つ引き
三つ回し
四つ受け
五つ捌き
六つ流し
七つ払い
八つ戻し
九つ除ける


此音色拍子調子間合い彼音色拍子調子間合い交じり響き冴え渡り曲がり紡ぎ繋ぎ合い
病める時間
病める空間
病める人間
病める世間
病める行間
病める中間

此音色拍子調子間合い彼音色拍子調子間合い交じり響き冴え渡り曲がり紡ぎ繋ぎ合い
死に徃く時間
死に徃く空間
死に徃く人間
死に徃く世間
死に徃く行間
死に徃く中間

生の間
老の間
病の間
死の間

此音色拍子調子間合い響き合う
彼音色拍子調子間合い響き合う

間を循環巡り廻り常に滞る事の無い諸々の行いの輪を解き明かし脱け出逢う

『雑駆馬覧(ザックバラン)』※物事人時場所歴史を、柔軟臨機応変に開き考え改め省観て想い解き明かし...

2012-04-24 14:09:14 | 日記
雑駆馬覧に、【日曜日】を考えて観る。

電網社会は便利で、「日本の日曜日は何時代から休日か?」と打ち込み検索すると、
「明治始めの頃、海外との交易に合わせ……」などと幾つか出る。


自分(伴州堂)は想ったものだ………。

『有無…、明治の開拓開発近代化西洋化の頃か、やはりな………。キリスト教の日曜学校を考えたらそうじゃないかと…。

てえ事は、日曜日を中心に生命生活人生衣食住仕事を、生きて居る程【開拓開発西洋化近代化】の影響が強い【集落・街・都会・都道府県】か?……。

伝統文化共同体が強い地域や其片鱗がまだ残って居る場所は、神様仏様御先祖様の関わる祭事法事行事を平日でもやるからなあ……。


しかし其分無事執り行うには、地域の結束力団結力が必要だな、平日だから。

平日に時間割いて練習し段取り仕込んで平日に行い平日に撤去後片付けする事もある訳だから、【家族・友達・仕事仲間・趣味習い事仲間】とは違う、好き嫌い仲の良し悪しを超えた、地域の同志仲間の結束力団結力が出来るな……。

「普段あんまり仲は良くねえけど、同じ神輿担いでる…、同じ山車引いてる…、同じ水被ってる…、同志仲間だからよ…。」と、成るわな。


現代日本では、日曜日の休日度数や行事開催度数が高い地域程、地域の伝統文化共同体の結束力団結力が弱い薄い気もするな……。』

〈四月の御心言〉※宜しければ御参照下さいませ。

2012-04-10 07:17:35 | 日記
@28ban 〈四月の御心言〉『不動心盤石常善護持心配、十善戒八正道基軸指針羅針盤常善護持心配、智慧慈悲常善護持心配、不動心四輪駆動連動伝道仏道往来邁進。』


※己身内友達仲間内周囲同志地元其他への合不合得手不得手苦楽好嫌や自他の生命生活人生衣食住仕事や物事人時場所歴史の事実現実真実現状背景実態裏内に上下左右表裏内外と乱されず惑わされず憑かれず、自他が不動の心を常に善く護り持つ事に心配り、自他が善く成る為の十の戒め正しい道を常に歩み護り持つ事に心配り、自他が苦を抜き楽を与え常に善く生きる為の仏の教え護り持つ事に心配り、不動心を善く保ち十善戒と八正道と智慧と慈悲の四つの車輪を駆動連動伝道しながら仏の法を教わり学び覚え醒め開き感じ得て、仏の道を唯ひたすらに進む。