@yomutokaku
中島岳志さんの『親鸞と日本主義』(新潮選書)を読んだ。この主題を書き得る、ただ一人の書き手によって紡がれた秀作だ。親鸞、日本主義それぞれに関する発言はますます盛んだが、そのはざまにある危険に、私たちはずっと目を閉ざしてきた。危機の時代である今にこそ、読まれるべき一冊だと思った。
@KimuSuhan
本日は、八重洲ブックセンターでの中島岳志さんトーク&サイン会にお集まりいただきありがとうございます。新刊『親鸞と日本主義』をめぐって、ノンストップの75分。1995年のある出会いから、執筆に至った理由、そして、なぜ大正昭和初期の煩悶青年や右翼が、親鸞の思想に飛びついたのか。
@KimuSuhan
親鸞思想と国体の関係性について。それを論じるため、水戸学と国学を比較したところが個人的ダイジェスト。「天皇中心の一君万民」と「西洋由来の国民国家」――明治政府というものがいかにトリッキーだったか。「坂の上の雲」に乗り損ねた煩悶青年が、親鸞に傾倒した理由など、興味深い話ばかりでした
中島岳志さんの『親鸞と日本主義』(新潮選書)を読んだ。この主題を書き得る、ただ一人の書き手によって紡がれた秀作だ。親鸞、日本主義それぞれに関する発言はますます盛んだが、そのはざまにある危険に、私たちはずっと目を閉ざしてきた。危機の時代である今にこそ、読まれるべき一冊だと思った。
@KimuSuhan
本日は、八重洲ブックセンターでの中島岳志さんトーク&サイン会にお集まりいただきありがとうございます。新刊『親鸞と日本主義』をめぐって、ノンストップの75分。1995年のある出会いから、執筆に至った理由、そして、なぜ大正昭和初期の煩悶青年や右翼が、親鸞の思想に飛びついたのか。
@KimuSuhan
親鸞思想と国体の関係性について。それを論じるため、水戸学と国学を比較したところが個人的ダイジェスト。「天皇中心の一君万民」と「西洋由来の国民国家」――明治政府というものがいかにトリッキーだったか。「坂の上の雲」に乗り損ねた煩悶青年が、親鸞に傾倒した理由など、興味深い話ばかりでした