戯れに語る！

　 〈戯言〉

最近、久々にSF小説を購入した。
。

元々、二十代頃より、幻想的な詩作品や小説と共にSF小説も読んでいたのであるが。

最近、人間と信仰と人生と仕事についての〈術〉と〈道〉の本ばかり偏っていたので、作品そのものが〈真・善・美〉が含まれている物を読まんとなーと、思ったわけである。（人生には〈真・善・美〉が〈感謝〉が、必要である！と語り説明してる本ばかりではなく、作品も読んでおかなくては、聞かなくては、観なくては！と思ったわけである。）　　　　　　　　　　　と、言っても文庫で短編である。

SF小説も海外ならK・w・ジーター、バン・ボークト、ラッカー、ディック、ギブスン、スターリング、ラファティ、クラーク、レム、バラード、ストルガツキー、イーガン、その他などをつまみ読みしていた。（日本ならば、安部公房や筒井康隆、「アキラ」「銃夢」「コブラ」「ジョジョ奇」「アタゴオルシリーズ」「船を建てる」などである。）

始まりは専門学校時代にジーターの「ドクターアダー」を一学年上の先輩に紹介されてからである。

シュールレアリスムの絵画は、SF小説の表紙に繋がっていったのだなーと思ったものである。

また、デュシャンやダリ、高橋新吉、密教、禅問答、錬金術、枯山水の庭園などの作品も随分とSF作品みたいな面があると思いSF小説を読み耽ったものだ。

俺の中では「旅行記」「神曲」「ファウスト」「フランケンシュタイン」はSF小説である。

実は、坊さんに成る前から俺にとっては、聖典、経典などは幻想的SF的な詩作品、冒険小説、哲学小説であった。

だから、何の抵抗も無く諸教諸宗諸派の聖典や経典を集めたり読んだり出来たのである。

南無

戯れに語る！

〈戯言〉

『堂蓮記』は、目で見ると言うより、口で唱える音読用の文章である。

元々、俺が自分の学習用に作成した物である。（仏教、真言宗、神仏習合についてである。）

そして、御信徒さんや初めて富良野成田山布部不動堂に来山された方々や無信仰な方々、知識として仏教に興味があるがどこから入っていいか分からない方に簡潔に説明するためである。

また、誰でも一人で唱えて学ぶ事が出来るように創った物である。

ただ、これからまた、文面文体が変わる事もあるだろうし、改訂版も載せる事もあるだろう。

しばらく書かない時も出て来るだろう。

新作を楽しみにされる方もいるが、その日の気分によって、選んで唱えたり読んだりする人もいる。

唱え方は、棒読みで遅くも早く御自由に。（御経に詳しい方ならば、般若心経秘鍵や修証義や御書や御文を唱えるようにも。）
　　　　　　　　　能や狂言のように唱えても良いし、詩吟、御詠歌のようにも。

自分なりに工夫してメロディーを付けたりリズムをつけても自由である。

〈戯言〉は、思いついた事を徒然なるままに書き綴っているので流し読みで宜しく。

毎月の短い法話として『御心言』と言うものを書いている。
これは毎月二十八日の縁日の十一時の護摩終了後に法話の中で話しに使っているものである。コピーした紙を縁日に参拝された方、他の日に参拝された方にも渡してもいる。

ちなみに『御心言』はブログをやる前からメールで送信していたものだが、携帯やパソコンに溜め込んで、その時その気分に合った物を何遍も唱えて使ったりしてる人もいるとか。

何かの役に立つならば嬉しいことである。

南無

普回向

『願以此功徳、普及於一切、我等与衆生、皆共成仏道。

願わくは此功徳を以て普く一切に及ぼし我等と衆生と皆共に仏道を成ぜんことを。

是迄、御仏より得られし善根循環し、ありとあらゆる一切全ての功徳、ありとあらゆる一切全ての人々に平等に及び、仏の法、一切世間衆生の皆様方共に光明与え、真の理の言葉説き明かし響き合い震動し、此身此口此意を通し伝え導かれ福を招き幸い与え、皆共に仏と成る道を得ん事を此処に誓い、謹み敬って申す。

州堂 合掌 』


※願以此功徳～「ガンニシクドク、フギュウオイッサイ、ガトウヨシュジョウ、カイグジョウブツドウ」