ひげ爺さんのお散歩日記-2

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

《《だんじり・彫り物‐1》》

2015年10月11日 21時46分34秒 | 日記
           《《だんじり・彫り物‐1》》  ♪だんじり囃子♪

今朝の最低気温は午前3時の17.4℃。  最高気温はお昼正午の23.2℃。
終日曇り空。 雨が心配されましたが日中に降る事は有りませんでした。

   《朝散歩… 久米田池だんじり見物 9.6km 13,698歩 3時間》
「だんじり(山車)」 には、神話や合戦、故事などの様子が、細かい彫り物で描かれています。
彫刻を施されている木は「ケヤキ(欅)」です。 走る美術工芸品とも云われていて、
新らしく作るとなると1台1億円以上するらしいです。


久米田寺には宮入りの為に付近の 「だんじり」 が10台ほど集まります。


今日は 「だんじりの彫り物」 を撮って来ました。 2日に渡ってアップします。



彫り物の1枚目… 「石川五右衛門 秀吉の命を狙う」 ウィキペディアによると…
【秀吉暗殺を依頼されるが秀吉の寝室に忍び込んだ際、千鳥の香炉が鳴いて知らせたため
捕えられる。その後、捕えられた配下の一人に悪事や部下などをすべて暴かれてしまう】


2枚目… 「一ノ谷合戦」  ♪一の谷の戦破れ 討たれし平家の公達哀れ… 
♪青葉の笛(倍賞千恵子)なぜか歌えます。 学校で習ったのかな。


3枚目… 「犬千代笄乃刃傷」 刃傷沙汰について… “ピクシブ百科事典” より…
【犠牲者は拾阿弥(じゅうあみ)という茶坊主(客人への接待役)である。
有能であったことから信長からは気に入られていたものの、利家の大切な笄
(こうがい・髷を結う道具)を盗むなどをしてたびたび利家の不評を買っていた。
そのたび信長は利家を諭しておさめていたのだが、この厚遇に拾阿弥は次第に増長。
ついには利家の前で悪態をつきはじめ、とうとう利家の堪忍袋の緒を切ってしまうに至った】


4枚目… 「幸村の最期」 大坂夏の陣において家康の首を取れなかった幸村。
疲弊して近くの畦で休んでいるところを松平隊の越前兵に討たれ、49年の生涯を閉じた。


5枚目… 「茨木童子、腕を取り返す」 鬼(茨木童子)の腕を切り落した渡辺綱。
鬼の復讐を恐れ、門を閉じて舘に籠り、綱は仁王経の読経を続けていた。
そこへ叔母が訪ねて来るが綱は鬼に怯えて会おうとしない。
叔母は 「何という薄情なことをいうのか。お前は幼い時、夏の暑い日は扇の風で凌がせた。
厳冬の寒い夜は衾を重ねて暖めた。あれ程 可愛がって育ててやったのに」 と情を説く。
綱は情にほだされ叔母を屋敷に招き入れるが、その叔母は鬼(茨木童子)の化けた姿だった。
本性を現した叔母はまんまと切り落とされた腕を奪い返した。 …と云う伝説です。


6枚目… 「藤吉郎初見参」 木下藤吉郎(秀吉)が織田信長に懐で温めた草履を差し出す。
すると信長は 「主人のはきものに腰をかけておったな」 と。 その場面ですね。


7枚目… 「藤吉郎・富士川之初陣」  “⑥ 富士川の初陣(西山建設)” より…
【藤吉郎の役目は糧食係でしたが、密かに抜け出て戦いの様子を伺っていました。
そこへ敵の大将、日向守が深い傷を負って追われてきました。
藤吉郎は躍り出て大きな声で「勝負、勝負」と叫び続けましたが、日向守は
藤吉郎を小僧扱いしてしばらく渡り合っていました。
藤吉郎はとてもかなわないと思い馬の横腹を目がけて槍を突き出しました。
馬は驚き、日向守はモンドリ打って、まっさかさまに川の中へ落ちました。
藤吉郎はすぐさま躍りこんで見事に日向守の首を落し、今川勢の大勝利の元となりました。
これが藤吉郎初陣の手柄となり広く名を挙げました】

だんじりに彫られた伝説や神話… 調べてみると面白いですね(明日ももう少し。

※夜7時~8時半まで、ボランティアの会議。 

今日の歩数    13,698歩 (久米田寺宮入りだんじり見物)
10月総歩数   188,572歩= 132.0km(1歩を70cmに換算)
今年総歩数   4309,487歩=3016.6km

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
これは、すごい (屋根裏人のワイコマです)
2015-10-12 08:31:14
だんじり・・といえば、狭い街中を超スピードで
引っ張り合ってあちっこっちにぶつかったり
怪我人が大勢出る祭り・・と言うイメージしか
なかったものが・・このような芸術品が街中を
あのスピードで走っていたとは・・知りませんでした
少し、だんじりの祭りを考え直ねばなりません
いろんな彫り物がその物語を形で語る
これは素晴しいものを見せていただきました
いつか、このだんじりをこの目で見たいと
思いました。 それにしても・・さすが大阪
いい若い者がたくさんいますね。羨ましい限り
お孫さんたちは、ここで生まれているので
もはや、だんじりっ子・・いつかはこのお仲間に入って
あのお囃子も聞かせてもらいましたがこれも
すごいリズムと動きと音は、飽き足りませんね
いいものを拝見させて頂きました。
明日が 更に楽しみです。
返信する
朝ドラ・・・・でも見ました。 (chidori)
2015-10-12 10:21:47
ひげ爺さんへ
だんじりはあまりにも有名で、信州のあの諏訪湖のお祭りとあわせて?ですね。ワイコマさんが書かれたように、どの祭りもその始まりや、表に出ない隠れた部分を知ればもっと 祭りの楽しみ方が変わってくrことでしょうね。
先人たちは、すごいエネルギーを注いで守り継いできたのですねえ。
手の込んだ細かい木製の・・・
作品?もひげさんが 見てた語ってくださって、光が当たりましたよ。
わが町の小さな祭りにもそれなりの歴史があることを、それを子孫に繋いでいくことの意味を、ブログでも語っていくよのなかになったのですね。
これはカエルさんがさらに見事に説明くださるかな?
返信する
彫り物の由来の伝承 (ひげ爺さん)
2015-10-12 21:26:48
屋根裏人のワイコマさん、こんばんは。

>狭い街中を超スピードで… 怪我人が大勢出る祭り・・と言うイメージ
ほんとですね、今年も泉大津で疾走中に転倒した人がだんじりに轢かれ…。
毎年どこかの町で怪我人が出るという、危険な祭りです。

でも、この彫り物は凄いですよね。 まさに走る芸術品です。
そしてその彫り物に描かれている物語に興味を持ちました。
知らない事だらけで、このだんじりを曳いている若者はそれを知って
曳いているのか?と。 この事も伝承して行かねばいけない事ですよね。 
返信する
お伝え下さい (ひげ爺さん)
2015-10-12 21:47:40
chidoriさん、こんばんは。

ですね、どんなお祭りにもその祭りを始めたきっかけや理由は有る訳で…
ひげはまだこの彫り物に心を奪われ、祭りの起源まで思い至っていません。
30年もこの歴史ある地に住み… 情けない事です。
来年はその事を調べて書いてみたいと思います。 忘れていなければ(笑。

そうですか小百合さん… 居て下さるだけでその場が明るくご陽気になる方ですのに。
中身が…なんて、ご自分の魅力に気付いておられないのかも。
ひげがお顔を見たいと言っていたとお伝え下さい(笑。
返信する

コメントを投稿