得さんのページ

喜多方発・・・蔵の街の地域情報を主に発信します。観光・歴史・文化・催しその他等。

喜多方発・焼失を免れたのがこの店蔵です。

2009-12-01 17:56:38 | Weblog
蔵のまち、喜多方から、

師走を迎えました。お天気もよく暖かい一日でした。まだまだ大型の観光バスが入ってます。この節まで連日ガイドがお客様を案内して街歩きをしているのは、はじめてではないでしょうか。
本日のお客様は大手観光会社のお客様です。蔵の街並みを見学してから、昼食に喜多方ラーメン・自由散策が多いようです。

日が短くなりました、夕方4時過ぎには東の空に大きくて、まん丸なお月様がのぼってました。暦を見たら旧暦の10月15日です。

本日の画像は昨日の続きです。昨日はレンガ造りの蔵座敷でしたが、この蔵が江戸末期の建造で、明治13年の大火に焼失を免れた蔵と言われています。
表通りに面しています。店蔵はご覧のように二階建てで一階が店、二階が座敷という形式が殆どです。店蔵特有の下屋が設置されてます。屋根は切妻、繰り蛇腹形式です。窓が引き戸で、観音開きや片開きでないのは珍しい窓です。二重の裏白戸になってます。一階の外側にも火災時には土戸(引戸)が取り付けられるようになっていて、それらの備えで蔵の耐火性を実証しました。その後の喜多方の蔵づくりの普及につながったとされる歴史ある蔵なそうです。この蔵はレトロミュウジアム2号館として、土日祝日の開所してましたが12月からお休みです。

この蔵は、蔵のまち案内所のすぐ隣の店蔵です。案内所は冬季間は土、日、祝日のみの開所となります。・・道路の向かい側にレトロミュウジアムが在りますが観光案内所を兼ねてますのでご利用ください。

「とっておきの蔵めぐり」は冬季間も観光協会で受け付けています。