生命哲学/生物哲学/生活哲学ブログ

《生命/生物、生活》を、システム的かつ体系的に、分析し総合し統合する。射程域:哲学、美術音楽詩、政治経済社会、秘教

案内:モダンアート協会北海道支部展

2011年09月09日 22時38分59秒 | 美術/絵画
2011年9月9日-5
案内:モダンアート協会北海道支部展

  「モダンアート協会北海道支部展
  モダンアート協会は純粋なる芸術運動の為に新しい方向を示す世代の秀れた美術家郡によって21世紀への橋をかける役を果す機関として行動する(1950年)
  我々はこの創立期の宣言の精神を継承し常に新しい時代を認識と批評精神を以て芸術活動を展開する(1996年)
 以上、モダンアート協会マニフェストより掲載。北海道在住の会員3名、准会員3名、会友1名、一般1名の計8名による、北海道支部展を開催いたします。久しく道内で一堂に会する機会に恵まれなかった我々ですが、心機一転、再出発の想いを込めた現在の表現を御高覧いただければ幸いです。」

名  称:モダンアート協会北海道支部展
日  程:2011年9月12日(月)~2011年9月17日(土)
時  間:10:00~18:00(最終日は17:00まで)
開催場所:札幌時計台ギャラリーB室(2階)
     札幌市中央区北1条西3丁目札幌時計台文化会館
     電話:011-241-1831
入場料 :無料
展示内容:絵画・彫刻・版画・写真・デザイン・スペースアート

出品者
 尾澤 和子    森谷 洋
 長沢 勇     渡辺 和弘
 中谷 有逸    甲斐野 弘幸
 大城 その子   鈴木 悠高

 
http://modernart-kyokai.com/koten01.html
http://www.sapporo-info.com/eventDetail.php?event_code=31776


案内転載:原発災害をめぐる科学者の社会的責任

2011年09月09日 19時49分35秒 | 放射能
2011年9月9日-4
案内転載:原発災害をめぐる科学者の社会的責任

 下記のような公開シンポジウム(主催]日本学術会議哲学委員会・日本哲学系諸学会連合・日本宗教研究諸学会連合)がある。


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 公開シンポジウム
  「原発災害をめぐる科学者の社会的責任
            ??科学と科学を超えるもの」
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◆日 時 平成23年9月18日(日)13:00~17:00
◆場 所 東京大学法文2号館1番大教室(東京都文京区本郷7-3-1)
◆主 催 日本学術会議哲学委員会・日本哲学系諸学会連合・
      日本宗教研究諸学会連合
◆趣 旨
 東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故、それに続く深刻な放射能汚染や健康被害について、一般社会からは情報発信や説明責任の不十分さ、不適切さが厳しく批判されている。日本の科学者・学界は、これらの問題に適切な判断を下し、十分な情報提供を行い、社会的責任を果たしてきたと言えるであろうか。そもそも関連する諸科学は、原子力発電にともなうさまざまなリスクを、あらかじめ適切に評価・予測し、十全な対策を提示することが可能なのだろうか。科学によって問うことはできるが、科学だけでは答えを出すことができない、いわゆる「トランス・サイエンス」の領域が急速に拡大し、複雑化しているのが、現代の最先端の知が直面している大きな課題である。このたびの福島第一原発災害の問題は、まさにそのような正負両面をもつ巨大な科学知・技術知の力を、どのようにしてコントロールすべきかという難問を、人文・社会科学を含むすべての科学者に強く投げかけている。だとすれば、今こそこの困難な課題に対して、さまざまな学問諸領域の専門知を総動員し、何をなすべきか、何をなしうるかを議論し合い、共通理解を深めるべき時ではないだろうか。
 このような状況を踏まえ、日本学術会議哲学委員会では、自然科学系と人文学系の双方の専門家をパネリストに迎え、原発災害をめぐる領域横断的なコミュニケーションの場を設け、「科学と科学を超えるもの」についての問題意識を共有するとともに、原発災害に関わる科学者の社会的責任を見つめ直すためのシンポジウムを企画した。学問的に正確な知識・情報を的確かつ十全に市民に公開・伝達するという「学術と生活世界を媒介する」活動を科学者全般の重大な責務としてとらえ、深く問い直すための機会となれば幸いである。

◆次 第
  司会 金井淑子(立正大学文学部/倫理学)
  13:00~13:10 開会挨拶
    野家啓一(東北大学理事、日本学術会議哲学委員会委員長/哲学)
  13:10~15:10 報 告(各パネリスト20分)
    唐木英明(元東京大学アイソトープ総合センター長・獣医薬理学)
    小林傳司(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター/
         科学哲学、科学技術社会論)
    押川正毅(東京大学物性研究所/理論物理学)
    鬼頭秀一(東京大学新領域創成科学研究科/環境倫理学)
    島薗 進(東京大学人文社会系研究科/宗教学)
  15:10~15:30 休 憩
  15:30~16:50 全体討議
  16:50~17:00 閉会挨拶
    丸井 浩(東京大学人文社会系研究科、哲学委員会副委員長/
         インド哲学)

  詳細については、以下のURL(日本学術会議HP)を御覧ください。
    http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf/133-s-1-2.pdf


電力会社供給からの自立へ

2011年09月09日 17時13分44秒 | 生命生物生活哲学
2011年9月9日-3
電力会社供給から自立しよう


 原発の稼働無しには、停電とかが起きると喧伝されてきたが、一部での予想通り、夏のピークを節電すれば、問題なく乗り切れることが、確証された。
 「あまりにデタラメだった東電・政府の「節電令」」と題して、日刊ゲンダイが書いている。

  「就任したばかりの鉢呂吉雄経産相が5日の会見で、今冬の「電力使用制限令」を出さない意向を示した。
〔略〕
 東電によると、9月直近の需要見通しは4080万キロワットで、供給力は5510万キロワット。つまり、電力は1500万キロワットも余っているのである。
「原発の発電量が1基平均約100万キロワットとして、現在は原発15基分の電力が余っている計算です。日本にある全原発54基のうち、現在、稼働しているのは11基だから、余力の電力量に相当する。原発ゼロでも全く問題がないことが証明されたのです」(原発問題に取り組む「たんぽぽ舎」の柳田真・共同代表)
 そもそも電力は夏場に1000万キロワットも「足りない」はずだった。東電の「7月末の供給電力は4650万キロワット」という数字をメディアがうのみにし、「東電、夏の電力不足必至…供給最大で5千万キロワット」(読売新聞、3月24日)などと報じたからだ。〔略〕しかし、東電の供給力は7月には「5720万キロワット」に増え、あっさりと今夏の“想定”最大需要(5500万キロワット)を上回ったのだ。本来なら政府はこの時点で制限令解除してもいいのに、電力が大量にダブつき始めた途端、慌てて解除するありさまだから呆れる。」
http://gendai.net/articles/view/syakai/132495

 引き続き、節電し、あるいは電力会社の供給に依存しないように、別のエネルギーに切り替えよう。
 一軒に一台備えれば、4 kwが供給できる、あるいはそれ相当の集合住宅用の、画期的な高効率の発電器または発電機を発明してもらいたい。


美術修行2010年9月7日(水)

2011年09月09日 14時22分51秒 | 美術/絵画
2011年9月9日-2
美術修行2010年9月7日(水)

 ジパング展??31人の気鋭作家が切り開く、現代日本のアートシーン。??/大阪髙島屋7階グランドホール/800円。
 総じて、(新奇性無しの)幼稚。お代は見てのお帰りならば、製作代補助を入れて、50円。多くの作品が、具体的対象を(絵画的深みの出ないような仕方で)線描的に描いているもの。たとえば絵画物体の質感ではなく、ほとんど概念的な提示内容だから、つまらないのだろう。
 町田久美は、見飽きた。概念的一点勝負だからか。(照明が暗すぎるのもあって、)画面が小さすぎるのか。
 なんとか見られるのは、会田誠「大山椒魚」。一部の様式美。
 山口晃「歌謡ショウ圖」の左端に直角に配置した壁に横長の鏡がある(そうやって絵の左半分を対称的に稼いでいるのだろう)。それを左方へと覗くと、この部屋と次の部屋の鏡像が見える。その景は、ひとときだけ、面白いかもしれない。
 束芋「にっぽんのちっちゃい台所」のアニメーションのビデオ画面は、小さ過ぎ。一人が正面に立つと他の者は見られない。面白さは無かった。国立新美術センターだったかで見たのとは、だいぶ違う。
 三瀬夏之介「だから僕はこの一瞬を永遠のものにしてみせる」は大きいだけ。(丁寧に見えるようにしたゆえに?、)新奇性も工夫も無し。

 それこそ概念的に総括して、新しい作品へと奮起してほしい。


炉心溶融は、地震で?、津波で?

2011年09月09日 11時45分16秒 | 生命生物生活哲学
2011年9月9日-1
炉心溶融は、地震で?、津波で?

 2011年3月11日14:46、(気象庁の最終採用の尺度でマグニチュード9.0の)地震発生。
 2011年9月8日18:55からのNHKの番組、サイエンスZEROは、「原子炉で何が起きていたのか~炉心溶融・水素爆発の真相に迫る」の開始18分後で、下記のような表が提示された。(ただし、「メルトダウン」→「Melt down」に、「メルトスルー」→「Melt through」に、「国」→「政府」に、変更した。)それぞれの事件が始まった時刻が、それぞれの模擬計算〔シミュレーション〕プログラムで算出された結果を示している。

           炉心溶融    圧力容器破損
           Melt down   Melt through
 サムソン      17:03     19:37
 政府(メルコア)  18:00ごろ   20:00ごろ
 東京電力(マープ) 18:46ごろ    5:46ごろ

 東京電力のマープでは、圧力容器破損が他と較べてかなり遅い。入力する数値が異なるのか、計算ブログラムの違いなのか。(入力数値や設定パラメータなどを含めて作動する)計算システムは、(システムとしては)どれも間違っていて、しかし計算結果の数値としては、たまたま当たらずとも遠からず、かもしれない。
 ともあれ、サムソンによる数値計算からなのか、5cmの穴が開いて、溶融した燃料が格納容器へと落ちたという説を唱えている。

 しかし問題は、NHKとしては、14:52:33に非常用冷却装置が起動し(と推定し)、「その後、急激な冷却を防ぐために、午後3時3分〔15:03:02〕に、主導でIC〔非常用冷却装置〕を停止しました。、
このときは原子炉の温度や
冷温停止ができると考えられていました。
ところが、午後
津波によって事態が一変します。

(二ノ方壽東京工業大学教授も?、サムソン SAMPSONというプログラムを使ったエネルギー総合工学研究所の内藤正則部長も?)、津波(という必要条件または十分条件)でこれらの事象(出来事)が起きたとしていることである。圧力容器の下部の映像が出ていたが、まさに所狭しと様々な装置が装備されていて、広瀬隆氏のいう槍衾〔やりぶすま〕状態である。そのような配管などとそれらが破損するということは、プログラムに取り入れられているのだろうか?
 番組では、地震で配管などか破損して、非常冷却装置が作動しなくなったという説は取り上げられていなかった。この説のほうが当たっているのかどうかは、今後の事故対策として重要な点である。
 しかしそうやって事故対策を加えても、またもや、(核分裂型)原発推進者たちには想定外のことが起きて、放射能汚染となるかもしれない。
 安心な生活をするには、核分裂型原子炉は即時に停止するほかない。

 さて、燃料交換するために、圧力容器は蓋が外せるようになっていて、その間はシリコンゴムがパッキンとして使われ、ボルトで締められて圧力が保たれるようになっているとのこと。水素が発生して(想定外に)圧力が高まり、また温度が上昇すると、ボルトが押し上げられ、またシリコンゴムが熱で劣化し、圧力容器の蓋のところで隙間ができて、そこから放射性物質が(水素も)漏れたという説を唱えていた。