2011年9月9日-2
美術修行2010年9月7日(水)
ジパング展??31人の気鋭作家が切り開く、現代日本のアートシーン。??/大阪髙島屋7階グランドホール/800円。
総じて、(新奇性無しの)幼稚。お代は見てのお帰りならば、製作代補助を入れて、50円。多くの作品が、具体的対象を(絵画的深みの出ないような仕方で)線描的に描いているもの。たとえば絵画物体の質感ではなく、ほとんど概念的な提示内容だから、つまらないのだろう。
町田久美は、見飽きた。概念的一点勝負だからか。(照明が暗すぎるのもあって、)画面が小さすぎるのか。
なんとか見られるのは、会田誠「大山椒魚」。一部の様式美。
山口晃「歌謡ショウ圖」の左端に直角に配置した壁に横長の鏡がある(そうやって絵の左半分を対称的に稼いでいるのだろう)。それを左方へと覗くと、この部屋と次の部屋の鏡像が見える。その景は、ひとときだけ、面白いかもしれない。
束芋「にっぽんのちっちゃい台所」のアニメーションのビデオ画面は、小さ過ぎ。一人が正面に立つと他の者は見られない。面白さは無かった。国立新美術センターだったかで見たのとは、だいぶ違う。
三瀬夏之介「だから僕はこの一瞬を永遠のものにしてみせる」は大きいだけ。(丁寧に見えるようにしたゆえに?、)新奇性も工夫も無し。
それこそ概念的に総括して、新しい作品へと奮起してほしい。
美術修行2010年9月7日(水)
ジパング展??31人の気鋭作家が切り開く、現代日本のアートシーン。??/大阪髙島屋7階グランドホール/800円。
総じて、(新奇性無しの)幼稚。お代は見てのお帰りならば、製作代補助を入れて、50円。多くの作品が、具体的対象を(絵画的深みの出ないような仕方で)線描的に描いているもの。たとえば絵画物体の質感ではなく、ほとんど概念的な提示内容だから、つまらないのだろう。
町田久美は、見飽きた。概念的一点勝負だからか。(照明が暗すぎるのもあって、)画面が小さすぎるのか。
なんとか見られるのは、会田誠「大山椒魚」。一部の様式美。
山口晃「歌謡ショウ圖」の左端に直角に配置した壁に横長の鏡がある(そうやって絵の左半分を対称的に稼いでいるのだろう)。それを左方へと覗くと、この部屋と次の部屋の鏡像が見える。その景は、ひとときだけ、面白いかもしれない。
束芋「にっぽんのちっちゃい台所」のアニメーションのビデオ画面は、小さ過ぎ。一人が正面に立つと他の者は見られない。面白さは無かった。国立新美術センターだったかで見たのとは、だいぶ違う。
三瀬夏之介「だから僕はこの一瞬を永遠のものにしてみせる」は大きいだけ。(丁寧に見えるようにしたゆえに?、)新奇性も工夫も無し。
それこそ概念的に総括して、新しい作品へと奮起してほしい。