生命哲学/生物哲学/生活哲学ブログ

《生命/生物、生活》を、システム的かつ体系的に、分析し総合し統合する。射程域:哲学、美術音楽詩、政治経済社会、秘教

福島原発と東北地方太平洋沖地震68

2011年04月03日 22時44分10秒 | 生命生物生活哲学
2011年4月3日-2
福島原発と東北地方太平洋沖地震68


 内部被曝について、矢ヶ崎克馬氏からのメッセージが、

http://skazuyoshi.exblog.jp/14523426/

に掲載されている。いくつか引用させていただく。

  「スギ花粉の直径が30-40μmですが、放射能微粒子の直径はその10分の1以下のサイズです。普通のマスクでは防除が困難なサイズです。ずいぶん広範囲な地域の住民が内部被曝を受けざるを得ない危機状態が進んでいます。

  ……

  テレビで流されているような、「汚染されたホウレンソウを一年分食べても平気です。」等という蛮勇は、無知であり人間を大切にする思想に欠けたものです。正しい知識を持ち、勇気を持って、賢く人間愛に基づく判断を致しましょう。

  ガンマ線発射の放射性放射体が測定されたら、その背後にはたくさんのアルファ線放射体やベータ線放射体が一緒にいます。政府発表は「X線検診の被曝量と比較して・・」と言いますが、医療では被曝させるけれども被曝する危険以上の医療的メリットがあるという目的を持った被曝です。それだけに被曝限度も大きく設定されているものです。このようなメリットを伴う被曝と迷惑千万な受動被曝を比較すること自体が、まさに不遜な行為ではありませんか?

  飛行機に乗った時の被曝といえば宇宙線による被曝です。日常受ける被曝には様々な原因がありますが宇宙線がかなり寄与しています。宇宙から飛んでくる放射線は透過力が高いものです。透過力が高いということは物質(身体)との相互作用が少ないということです。放射線が身体を突き抜けるということは、突き抜けた放射線は相互作用しなかったということです。内部被曝する場合は相互作用の非常に強い放射線(アルファ線、ベータ線)にも被曝することになります。比較する土台に共通性のない比較です。このような発表をする人には、内部被曝の危険性を勉強してくださいと言いたいものです。」
http://skazuyoshi.exblog.jp/14523426/


福島原発と東北地方太平洋沖地震67

2011年04月03日 22時09分12秒 | 生命生物生活哲学
2011年4月3日-1
福島原発と東北地方太平洋沖地震67


 福島第一原発の、かなり鮮明な航空写真が、下記に掲載されている。

http://cryptome.org/eyeball/daiichi-npp/daiichi-photos.htm

 衛星写真は、下記に。

http://www.digitalglobe.com/index.php/27/Sample+Imagery+Gallery

 
 失敗学会の網場所
http://www.shippai.org/shippai/html/index.php?name=news559
には、

 「4月3日(16:30)第18報 2号機からの放射能」
や、
 「4月1日(21:00)第17報 海水への放射能流出」
といった、記事がpdfで提供されている。

  「ピットの汚染水、即ち、タービン建屋の汚染水は、2号機の原子炉から漏洩した原水そのままであり、近接すれば生命に危険が及ぶ高い放射能レベル、といえます。」

  「沃素131は約600KeV の強いβ線と、約360KeV の比較的強いγ線を出すので、通常の放射線測定器で容易に検出でき、これが、2号機タービン建屋の中が高放射線環境になっている原因と考えられます。」

などと推測している。