兵庫県豊岡市の
山間の町で行われた
「三原谷の川の風まつり」での展示も終わり、
夕方我々は丹後半島の付け根にある
「伊根町」という港町にむかいました。
実はこの「伊根町」は、
私の息子の真之介が
大学院時代に研究対象とした集落で、
穏やかな入り江に囲まれた「舟屋」の集落として
観光スポットにもなっているのです。
ちょうど前日までの
豊岡市とはタンゴ鉄道を介して
さほど遠くない距離で、
訪問の目的は
息子が博士論文の写しを
協力してもらった町役場に
届けるためだったのです。
とはいえ、
いつものように
私の目的はそこにはあらず、
この漁師町に一軒だけある
「向井酒造」のお酒と
名物「ヘシコ」をいただくことだったのです。
そんな訳で、
舟屋の宿に着いてそうそうに
「向井酒造」を訪ね、
すし屋でぬる燗の「京の舞」を
生ヘシコのにぎりでいただく・・。
口福の時間。
写真は朝日を浴びる伊根の集落と舟屋の一階