空の日誌

設計室「空」のブログ

ぬる燗とヘシコ・・そして舟屋

2014-11-10 15:52:43 | インポート

兵庫県豊岡市の

山間の町で行われた

「三原谷の川の風まつり」での展示も終わり、

夕方我々は丹後半島の付け根にある

「伊根町」という港町にむかいました。

実はこの「伊根町」は、

私の息子の真之介が

大学院時代に研究対象とした集落で、

穏やかな入り江に囲まれた「舟屋」の集落として

観光スポットにもなっているのです。

ちょうど前日までの

豊岡市とはタンゴ鉄道を介して

さほど遠くない距離で、

訪問の目的は

息子が博士論文の写しを

協力してもらった町役場に

届けるためだったのです。

とはいえ、

いつものように

私の目的はそこにはあらず、

この漁師町に一軒だけある

「向井酒造」のお酒と

名物「ヘシコ」をいただくことだったのです。

そんな訳で、

舟屋の宿に着いてそうそうに

「向井酒造」を訪ね、

すし屋でぬる燗の「京の舞」を

生ヘシコのにぎりでいただく・・。

口福の時間。

写真は朝日を浴びる伊根の集落と舟屋の一階

Psd


歓迎会

2014-11-09 18:40:43 | 旅行記

Photo_2

豊岡市の「三原谷の川の風まつり」では

毎夜毎晩歓迎会を開いていただきました。

右の写真の赤いカニは川ガニ(もずくガニ、おっきい!)です。

歓迎してくださった実行委員の皆様に感謝です。

写真左が世界で活躍中の写真家「藤原次郎」さん、

その奥が親友でアート作家の「中村仁」さん(軽井沢追分のギャラリー沙庭主人)

もう一人の作家「渡部裕子」さん(海外でも活動中の書家)

は顔が隠れたので改めて紹介します。


巡業終了

2014-11-05 12:25:37 | 旅行記

先月の後半から

今月初めまで

兵庫県と京都、静岡を回って

展示をしながら先日家に戻りました。

巡業と言うものではありませんが、

なんだか憧れの旅芝居の芸人気分で

毎日を異郷の地(と言いたくなるほど、それぞれがとてもローカル)で

過ごし、飲み、食べ、寝る生活でした。

特に最初の地「豊岡」は

兵庫県の京都寄りの日本海に面した

地方都市で、

展示会場はそこから更に

車で30分ほどの山間の竹野町という、

日本の農村の原点みたいな

こころ癒される風景の中にあり、

拠点となる廃校の小学校は

まさにノスタルジーそのものなのです。

写真は「三原谷の川の風まつり」会場に設置された私の「金の茶室」

Photo 左は親友の中村仁の作品