空の日誌

設計室「空」のブログ

カサブランカ

2011-02-06 20:20:37 | アート・文化

おととい我が設計事務所「設計室・空」の開設10周年記念に「家マガジン」と共催で映画祭を行いました。80名ほどのお客さんが招待に応じて来て下さいました。

映画は「カサブランカ」という1942年の白黒アメリカ映画で、ちょうど長野グランドシネマズという長野市のシネコンで「午前10時の映画祭」が始まり、その1作目が「カサブランカ」だったので、そのフィルムをお借りしての貸切上映会となりました。

私は映画の前に短い解説を行って、映画をより深く楽しんでもらおうと、ネットで「カサブランカ」を探して予備知識を仕入れてスピーチの練習をしておきました。(ちょうど7分間)

ところが、当日の朝11時頃からSBC放送局のラジオ番組「武田徹のつれづれ散歩道」で「午前10時の映画祭」の「カサブランカ」の解説を行い、私がしゃべろうと思っていたポイントを全部先取りされてしまいました。

ラジオを聴いた人は、私がトレンチコートと手作りの帽子をかぶって主役の「ハンフリー・ボガード」に扮してまで気を入れて行った解説は「武田徹」さんの受け売りと思ったのではないかと心配です。

しかし、その「武田徹」さんが夕方「ロビーコンサート」と称して、「カサブランカ」の前に開いた「映画音楽コンサート」にわざわざ応援に駆けつけてくださり、演奏に混じって映画の話をしてくださいました。

演奏は知り合いのジャズボーカリスト「渡辺チエコ」さんとバンド仲間の方にお願いし、当日映画を見に来られたお客さんはちょっと得した気分だったと思います。

武田徹さん、渡辺チエコさんありがとうございました。

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