「有給休暇」関連相談事例から2012年7月にNPO法人労働相談センターと東部労組に寄せられた「有給休暇」関連相談から抜粋して以下の事例を紹介します。
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「有給休暇」関連相談事例から(2012年7月分)
NPO法人労働相談センター
全国一般東京東部労組
2012年9月19日
1、 有給休暇と届けて休んだのに、欠勤とされ賃金がカットされている。
2、 うつ病になり、医師からは「転勤か、仕事内容を変えること」と指示されたが、上司は「会社が期待しているから、今のまま頑張れ」の一点張りなのでやむなく退職届けを提出。残りの有給休暇の使用を求めたが、「だったら今すぐやめろ」と認めてくれない。
3、 運送会社のドライバー。有給休暇で休んだのに欠勤扱いになっていた。会社に問い合わせたら「うちの会社には年休はない」と言われた。
4、 退職する時に、会社は残りの有給休暇は買い取ると約束した。しかし、3ヵ月経ったのに、未だに支払ってくれない。
5、 就業規則では、有給休暇はとれることになっているのに、実際は誰もとっていない。
6、 新卒で入社した社員300名の中堅会社。残業代がない。休日出勤しても振り替え休日もない。有給休暇もない。
7、 毎日12時間勤務。2年前から残業代が一切付かなくなった。7年勤めているが、これまで一日も有給休暇を取得したことがない。社長が「そんなに休みたいならアルバイトになれ」と許してくれない。
8、 会社から命令される出張研修を全て有給休暇消化で行かされ、個人の希望ではまるで使えない。こんな事って許されるのか。
9、 退職にあたり、36日間残っていた有給休暇が21日分しか使用出来なかった。退職した後でも15日分を請求することは可能か。
10、 妻の会社。有給休暇を取ると、給料から休んだ日数分の賃金が引かれる。おかしいと思う。
11、 有給休暇を取ると昇給やボーナスで差別される。上司も機嫌が悪くなる。