
派遣添乗員の雇用保険加入を実現!
阪急トラベルサポートにハローワーク品川が指導
すべての旅行添乗員のみなさん!阪急交通社の子会社である添乗員派遣会社「阪急トラベルサポート」(HTS)を、私たち全国一般東京東部労組HTS支部が雇用保険被保険者資格(加入資格)の確認を請求していた件で、品川公共職業安定所(ハローワーク品川)は10月9日、請求していた組合員5人すべての加入手続きを速やかに取るようHTSに対して指導しました。
全国に1万人以上いる添乗員のほぼ全員が「登録型派遣」のもとで旅行会社のツアーに派遣されています。ツアーごとの雇用契約だということを理由に、雇用保険に加入させてもらえませんでした。旅行業界は、添乗員が10年間働いても20年間働いても、文字通りの「日雇い」状態で、失業給付などの権利を奪ってきました。しかし、今回の指導によって国(ハローワーク)が正式に派遣添乗員の雇用保険の権利を認めたのです。労働基準監督署が10月1日にHTSなどに出した「事業場外みなし労働は認めない、残業代を支払え」という是正指導と並ぶ画期的な成果です。
ハローワーク品川に確認請求をしたのは7月11日。阪急交通社の海外・国内ツアーに派遣されている添乗員で、HTS支部の代表的な組合員5人です。いずれも4~24年間、添乗業務を続けています。正社員並み(1人あたり20~25日勤務)に働いています。しかし、会社側は私たちの要求に「加入要件である1年以上の継続雇用の見込みがない」との理由で加入手続きを拒否していました。
これに対して、ハローワーク品川は「1年以上の継続雇用の見込みがあるのは明らかである」と会社に指導しました。過去2年にさかのぼって加入させるとのことです。会社側は10月23日、ハローワーク品川に「回答」する予定ですが、組合員5人が資格を取得したという事実は微動だになりません。ハローワーク品川によると、仮に会社が指導に従わない場合でも「職権を発動する」(=ハローワークが加入させる)とのことです。
5人は添乗員として典型的な働き方をしてきました。5人が認められたということは、ほとんどすべての添乗員が認められるということです。何らかの理由で会社を辞めても、これまでは1円も手当が出ない、路頭に迷うしかなかった添乗員は、これから堂々と国のセーフティネットのもとで失業給付を受けることができるのです。
HTSを含む旅行業界は、ハローワークの指導に従い、直ちにすべての添乗員に雇用保険を加入させるべきです。
HTSの添乗員のみなさん、全国の添乗員のみなさん、「添乗員に人権を」のスローガンが一歩一歩、実現に向かっています。東部労組HTS支部とともに、自分たちの権利を自分たちの手で勝ち取りましょう!
今回阪急の子会社であるトラサポが動き出したのが、やはり大きな影響力を持っていました。これが独立系の小さな派遣会社の場合、単純に旅行会社から派遣供給量が減らされて、会社自体消滅するしかないために、誰もそんなことは言い出せなかったのです。
労組の皆さん、ご苦労様です。トラサポのみんな!応援するぜ!がんばろう!
添乗員の仕事は人に感動を与えられる素晴らしい仕事なんだ。その感動を胸にいつもつらい仕事や劣悪な待遇を我慢してきた皆がいつまでも報われないなんて、ふざけていた。旅行業のなかで胸を張っていける地位を築き、尊敬されるような立場になれるようみんな更に立ち上がっていこうではありませんか。
でも、JATAやTCSAといった業界団体は相変わらずダンマリと無視を継続させていると聞きます。業界を見ていて、相撲の時津風部屋のリンチ殺人事件とまるで同じではないかと思いました。
他の部屋だってやっているんだと開き直る親方、部屋の個別の問題で協会は関知しないという協会理事長。どうです、旅行会社と、JATAやTCSAの関係とまったく同じですよね。
TCSAのホームページに「添乗員の処遇改善にかかわるTCSAの活動内容」というのが載っていました。
あいかわらず、出来ない言い訳ばっかりで、本当に私たちのために頑張ってみよう、という気が全然感じられないのにがっかりです。
この書き方は、私たちの苦しさや怒りからまったく目をそむけているとしか言いようがありません。
某専務理事が褒章とか勲章とかをもらいたいために、ひたすらJATAの顔色見て、TCSAで裸の王様として君臨している、という話を聞いたことがあるのですが、それが本当ならあなたは根っからの極悪人ですよ!
そこで!次なる作戦として、TCSAにどんどん私たちの思いを投書しませんか?
「添乗員相談室」に、どんどん私たちがメールしたら、TCSAは答えざるを得ないですよね!!。
ねえ、某専務理事さん、私たちの気持ちも汲んでご回答いただけますよね!!
まさか、もしも、万一、回答が無いようなら、本当に私たちのことをなんとも思っていない、無視している、ということで思って良いですよね?!
全国の派遣添乗員の皆様 今も正社員との格差は
歴然です。
厚生年金と国民年金を比較した場合、
老後にもらえる年金の額も格差が歴然なのを知って
ますか?
みんなも組合員になろう!ハローワークに駆け
込もう!署名活動をひろげよう!
労働省や国交省やマスコミ各社にメールしよう!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071013-00000005-mai-soci
朝日新聞でも33ページに囲み記事で。
ここでやっと突破口が開いたのだ。
今後は派遣会社のなかで添乗員の待遇について、徐々に差が出てきます。
一気に添乗員がHTSに流れることはないにしろ、待遇の改善に取り組む会社に人が流れるのは当然の原理。
さて各派遣会社の社長さん!
黙っていたなら結果として添乗員が次々去るのを待つようなものですね。
それとも派遣全社で旅行会社に添乗員の待遇改善の要求をしますか?(要求といっても内容は誰が聞いても当たり前のことでして、今まで見殺しにしてきた非常識を社会通念上に照らしてまともに戻すだけのことなのです)
あれ?そういえばこんなことのためにTCSAが有るのではないでしたっけ!
皆がお金を出し合って運営している「TCSA」ってなんのためにあるのでしたっけ?
経営者の皆様がた!
現在労組案で要求されていらっしゃることでちゃんと結果がでましたら、希望の光で皆を照らしてください。
このブログで10000人が希望を持って職務に向かえるようになるのです。
そして私もトラサポに就職したいです!
10000人の添乗員がいるとすると・・・・・
いやぁ・・その他いろんな試験を実施してるし。
次々試験やわけの分らない資格を作っていけば、手数料はどんどん入る。
でも添乗員の待遇改善には、なぜか無関心・・・・・
なんで?
本当に大変だと思いますが、その結果はみんなが憧れる添乗員の理想の会社です。
私たちも単にうらやましがらず、自分たちの会社を同じように改善させましょう。
待遇改善を考えない派遣会社は大変だ。
阪急トラベルサポートの上層部は当然このようなことを見越して現在対応しているものと思えます。