【派遣添乗員の生活を守れ!】東部労組HTS支部が春闘要求・団体交渉
会社が賃上げを明言
会社が賃上げを明言
派遣会社「阪急トラベルサポート」(阪急交通社の子会社)の登録型派遣添乗員で2007年に結成した東部労組HTS支部は1月19日、会社に対し春闘要求書を提出【写真】。コロナ禍によりツアー(企画旅行)が激減し現在もとりわけ海外ツアーが完全に回復していない中、生活を守るためにも添乗業務を恒常的に確保すること、海外ツアー添乗時の飛行機内の時間をすべて労働時間として賃金の支払対象とする(現状は離陸後・到着前の一定の時間のみ支払対象)ことで賃上げを図ること、正社員には支給・制度化されている一時金(賞与)の支給、退職金制度の創設などを要求しました。
2月8日の団体交渉では、会社はいずれの要求に対してもゼロ回答。組合は「春闘要求はいずれも『添乗員の生活を守れ』が基調であり、会社として施策を講じるべきだ」と強く抗議しました。これに対し会社は「添乗員の処遇改善については引き続き検討していく」と述べるに留まりました。
5月8日、HTS支部は再度の団交に臨み、前回の団交で会社が「検討していく」とした「添乗員の処遇改善」の内容を質すとともに、具体的な施策の実現を求めました。
これに対し会社は、すでに実施するとしているツアーの内容によって発生する各種手当の増額に加え、ベースアップを実施する方向で検討している、との趣旨を明言しました。実施時期・賃上げ額については明らかにされませんでしたが、HTS支部の「添乗員の生活を守れ!」との訴え、ひいては労働組合の闘いにより引き出された賃上げ回答です。
東部労組HTS支部は引き続き派遣添乗員の生活保障を求めて闘っていきます。
◇HTS支部の闘いの経過はこちら
全国の派遣添乗員のみなさん!
現在の状況につきお困りのことがありましたらぜひ東部労組・HTS支部にご相談ください!
2月8日の団体交渉では、会社はいずれの要求に対してもゼロ回答。組合は「春闘要求はいずれも『添乗員の生活を守れ』が基調であり、会社として施策を講じるべきだ」と強く抗議しました。これに対し会社は「添乗員の処遇改善については引き続き検討していく」と述べるに留まりました。
5月8日、HTS支部は再度の団交に臨み、前回の団交で会社が「検討していく」とした「添乗員の処遇改善」の内容を質すとともに、具体的な施策の実現を求めました。
これに対し会社は、すでに実施するとしているツアーの内容によって発生する各種手当の増額に加え、ベースアップを実施する方向で検討している、との趣旨を明言しました。実施時期・賃上げ額については明らかにされませんでしたが、HTS支部の「添乗員の生活を守れ!」との訴え、ひいては労働組合の闘いにより引き出された賃上げ回答です。
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■相談先:全国一般東京東部労働組合・同HTS支部
・電話 03-3604-5983
・メール info@toburoso.org
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