海外ツアー添乗員についても「添乗業務にみなし制の適用はない」と判断した3.7東京高裁判決。この判決は旅行業界に大きな波紋を投げかけています。
■判決概要
http://blog.goo.ne.jp/19681226_001/e/f28428838faa677850f3cacca7223261
業界誌「トラベルジャーナル」(2012年3月26日号)は、この判決について報じています(上画像)。
同誌の記者は、同号の編集後記で「旅行業界にとっては添乗員の人件費増やツアー価格への影響など、具体的な対策に迫られる状況が現実味を帯びてきました。」と感想を記しています。
また、添乗員派遣会社の業界団体である日本添乗サービス協会(TCSA)の三橋滋子専務理事は、3月22日の通常総会で「(阪急トラベルサポートの係争で)最高裁判所の判決がどう出るかによって業界自体が動くことになる」としました。
■詳細(「トラベルビジョン」HP)
http://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=52748
東部労組HTS支部の「偽装みなし労働」撤廃を求める不払い残業代請求訴訟につき、東京高裁が3件とも、海外・国内ツアー問わず「みなし労働は適用不可」「添乗員の労働時間把握は可能」との判断を下しているのです。
旅行業界は「最高裁判所の判決がどう出るかによって」決めるのではなく、東京高裁の判断に従い、ただちに動くべきです。
現在も、長時間・過重労働に苦しんでいる添乗員がいるのです。ただちに、今まで、そして現在の、添乗員の長時間労働を前提としたツアーの構造を改めるべきです。
このような中、当事者である阪急トラベルサポートはここにきてもなお、争いを続ける道を選択しました。
3.7高裁判決につき、最高裁に上告・上告受理申し立てを行ったのです。添乗員の実態に目をつぶり、争いを続ける対応は、まったく容認できるものではありません。
阪急トラベルサポート・旅行業界は添乗員への「みなし労働時間制」適用をただちにやめ、
長時間労働を是正し、残業代を支払え!
阪急トラベルサポートは高裁判決に従え!
旅行業界・業界団体は「偽装みなし労働」撤廃にむけ、ただちに動け!
添乗員の長時間労働を放置するな!
旅行業界は添乗員だけでなく現地係員の人件費増すなわちツアー費の値上げしか具体的な対応策はないと思います。
ツアー費値上げは、ツアー参加者そしてそこに働く添乗員をはじめとする旅行係員の「安全 健康 快適な旅」を確保する為には避けられないと思います。これを機会に業界は「価格競争」から「質の競争」へ姿勢を正すべきだと思います。
まともに支払えないならまともな時間に終了する行程を作ってください。
どうか、東京のほうから波紋をなげかけてください!
ベテランTCの発言にちょっとびっくり
そりゃ会社が私たちの希望を100%聞いて添乗先をアサインしてくれれば文句はいいません
でも、実際はあらゆる国でガイドを切って仕事だけ増やしてくれているツアーばかりです
団体では値下げ競争当たり前。
赤字覚悟で金額を提示。JTB大手。
パワハラ当たり前。
差別用語有り。
病む社員多し。
いやなら、退社。
私も働きましたが、留守の多い夫でしたので
子供のために、子供を中心に考えた仕事しかできませんでした。近場、とか、内職、とか添削とかです。
夫が仕事を失えば
生活はできませんでした。
我が家はもうすぐ定年です。
あまりにもいろんな事を知り過ぎた夫でした。
言えば辞めざるを得ない。
辞めて何処へ。
就職先は無いです!!
若い人も必至で転職を探しています。
しかし旅行業界にいたというだけで
値打ちがさがるのです。
夫は59歳です。
転職先など無いです!!!