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全国一般東京東部労働組合の記録

市進支部 第43回団体交渉

2018年02月16日 15時14分38秒 | 学習塾・予備校

春闘要求書を提出!

2月16日、東部労組市進支部と(株)市進との第43回団体交渉が新小岩の会社施設で行われました。

この日の団体交渉において、市進支部は昨年に引き続き春闘要求を行いました。
並木委員長が春闘要求書(上画像)を読み上げ、会社に提出。会社の回答を求めました。

会社は労働条件に関して「争議和解協定の精神を尊重し、継続して協議していきたい」との趣旨を前提として表明しました。

その上で、春闘要求書1~3項(賃金等の労働条件の向上)に対する回答として、昨年の団体交渉で確認された「本人の希望と適正判断により、51才以降も1クラス以上の集団授業を担当させる」との検討事項を実行に移すことにより、嘱託教務社員につき実質上の賃上げとなる、との趣旨を述べました。
これにより、市進支部並木委員長については2018年度より集団授業のコマ数が1つ増えることとなりました。

また、51才未満の講師について会社は「労働条件の見直し」を5月にも行うよう制度を変更する、としています。組合からは、労働条件の向上を前提として「見直し」を図るよう要求しました。

4・5項(正社員との差別待遇の是正)に対しては「実施に係る費用の問題もあり、ただちに実現できるものではない。会社全体の状況を考慮して検討を行っている」との趣旨の回答でした。
これについて組合からは、「有給の慶弔休暇制度創設などはただちに多額の費用が発生するとは考えにくい。実施できるものから実施していくべきだ」と改めて求めました。

6項(入試付き添い時の賃金)については「現場の声も聞き、見直すべきは見直す」との趣旨の回答でした。

会社の回答は総じて、組合が全面的に満足できるものではありません。
会社は正社員に対し、昨年夏・冬ともに一時金(賞与)を支給していることも明らかになりました。その一方で講師の労働条件には依然として正社員との格差があります。それは「差別」に他なりません。
(株)市進は講師への正社員との差別待遇を是正すべきです。労働条件の向上を図るべきです。

市進で働くみなさん!
みなさんの職場における問題、改善を求めたいことなど、組合に入っていっしょに問題を提起し、改善をかちとっていきましょう!

市進関連の職場で働くみなさん、学習塾業界で働くみなさん、市進支部のホームページ(http://www.toburoso.org/ichishin/index.html)をご活用いただき、職場で困ったことがありましたら東部労組市進支部にご相談ください。

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