父子家庭状態の時、いつも困るのは晩御飯です。
結婚まで13年間一人暮らしをしていたので大抵の家事はしますし、自炊もしていました。
ただ生来のものぐさな性格と適当味覚が災いし、料理については上手くなるどころかどんどん「自分さえ食べられればよい」という方向に特化してしまいました。
というわけでこういうときはいつも外食、デリバリーか超簡単料理でお茶を濁してしまいます。
今回は適当に出来合のものを買ってきて済ませました。
唐揚げとコロッケとご飯。
ただし、さすがにこれだけでは栄養的に問題があります。
ということで、こういうときはこんなものを食べさせています。
申し訳程度に野菜をね。
キュウリの丸かじりです。
これ一本をノルマとし、後は唐揚げ、コロッケを好きなだけ食べなさいということで。
まあ少しの間のことなので、これでご勘弁です。
でもこのキュウリの丸かじり、意外にうちの子達は喜んで食べるんですよねえ。
さてその翌日。
妻の出張に合わせたわけではないですが、たまたま休みを入れていました。
子供たちが学校に行っている間は自由に使える時間なのですが、運動会前の特別編成で二人とも昼終わりということなので、私も昼過ぎには帰らないといけません。
どこへ行くにも中途半端な時間なので、子供たちを学校に送り出して少しゆっくりした後に、京都の街中方面へ昼だけ食べに行くことにしました。
天気予報が昼から雨という日なのでロードスターで。
結果的に雨は降らなかったのが逆に残念でしたが、本当の街中へのバイクは逆に置き場所に困りますからね。
コインパーキングが数多くありますし、クルマの方が便利だったりもします。
行ったお店はこちら。
烏丸御池にある麺や高倉二条というところです。
ここでつけ麺をいただきました。
麺が和そば風なのが特徴です。
普通の鍋っぽいつけダレ容器が面白いですね。
そこが平たいから、ちょっと使いにくかったですが。
タレは魚介豚骨ですが、麺に合わせてあるのかそんなにこってりしていなかったです。
なかなか美味しかった。
ちょっと珍しいのが、このガラムマサラ。
せっかくので少し使ってみました。
麺が一気にカレー風味になりました。
あえて用意しているだけあって、これがなかなか美味しかったですね。
つけ麺店は開店同時の早めでしたので、もう一軒寄って帰ることにしました。
というより、今回はむしろこっちが主目的だったのですが。
この麺や高倉二条のすぐ近くにあります。
Cafe Bibliotic Hello!(カフェ・ビブリオティック・ハロー)
以前に路渡カッパさんのブログでも町屋のカフェとして紹介されていました。
その記事を拝見した際にも惹かれていたのですが、この小説の聖地であることを知って、行く機会を狙っていました。
最近、本屋さんで平積みになっているのをよく見ますので、ご存知の方も多いと思います。
京都の、とある喫茶店を舞台にしたミステリー作品ですね。
新人作家のデビュー作としては近年まれに見る大ヒットをしています。
ストーリーとしては、タレーランという喫茶店に勤めるバリスタ、切間美星(きりまみほし)という女性が、店を訪れる客が持ち込む謎を次々と解き明かしていくという物語です。
この構造は、同じく最近の超ベストセラー「ビブリア古書堂」シリーズと非常に似ていますね。
こちらもビブリア古書堂店主、篠川栞子という女性が謎解きをするという物語です。
舞台がそれぞれ「古都京都の喫茶店」「古都鎌倉の古書店」という点でも似ていますね。
どちらも大好きなシリーズです。
そしてこのビブリオティック・ハローは「タレーラン」の作者である岡崎琢磨氏が京都大学在学中によく通っていたお店で、執筆時はここをイメージしていたとインタビューで言われています。
なかなか落ち着いた良い雰囲気の店内です。
このあたりは作中のタレーランのイメージ通りですね。
でもカウンター席がないのがちょっと違うかな。
あと二階席もあるようですが、作中ではありませんでした。
さすがにビブリオマニア(愛書家)のためのお店です。
大きな書架があり、大量の本が並べてあります。
たまりませんね、この眺め。
うちにもこんなの欲しいな。
コーヒーも、けっこう美味しかったかな。
タレーランのコーヒーは、語り部のアオヤマという青年がフランスの貴族で政治家のシャルル・モーリス・ド・タレーラン・ペリゴールの「良いコーヒーとは、悪魔のように黒く、地獄のように熱く、天使のように純粋で、そして恋のように甘い」という言葉に合うコーヒーを探し求め、ついに出会ったものとされていますから超絶品のはず。
さすがに一般の喫茶店にそこまで求めてはいけませんね。
とにかく全体的に良い雰囲気の喫茶店でした。
日常的にはあまり立ち寄らない場所にあるので、頻繁には来られませんけれど。
でもタレーランの3巻が出たら、ここでコーヒーを飲みながら読んでみたいですね。
読書の備忘録。
今年の129冊目です。
有栖川有栖氏作「真夜中の探偵」
「探偵見習いの17歳の少女・空閑純は、大阪で一人暮らしをしている。両親はともに有名な探偵だったが、母は数年前に失踪し、父は探偵行為により収監されていた。母の行方を探すなか、父母に仕事を仲介していた押井照雅に出会う。1週間後、押井の別荘で、木箱に入った元探偵の溺死体が発見される。純は「水の棺」の謎を解くことができるのか!?」
探偵をすることが犯罪と見なされる世界で探偵を目指す少女「空閑純」シリーズで「闇の喇叭」に続く2作目。
架空の世界で、日本が現実の朝鮮半島のように南北に別れており、北海道が社会主義国家となっています。
そうした背景もあってか、作中全体に何か重苦しい空気が充満しています。
それが読んでいてちょっと苦しかったりするのですが、事件やトリックなどはさすが本格推理の大御所。
面白いです。
続いて130冊目。
歌野晶午氏作「舞田ひとみ14歳、放課後ときどき探偵」
「「通りすがりの舞田ひとみですよ」中学生になった舞田ひとみは皮肉度も上昇!?彼女は退屈な日々に倦む女子中学生三人組と共に刺激を求め日常に潜む謎に挑む!募金詐欺の女は死体で発見され、激痩せした英語講師は幽霊を見たと言い張り、はたまたヤバすぎる誘拐事件にも巻き込まれ…。十四歳の青春と本格ミステリの醍醐味を詰め込んだ、シリーズ第二弾!」
11歳編に続く「舞田ひとみ」シリーズで、こちらも2作目です。
前作で事件解決のきっかけを叔父の刑事に与えるも本人は推理に関わっていない形式でしたが、今作では14歳に成長したひとみが超人的推理力を発揮するようになっています。
相変わらずひとみのキャラクターが可愛いし、ストーリーそのものも面白い。
これも次作がありますが、まだ文庫化されていない。
価格はともかく同じシリーズは装丁を揃えたいしなあ。
すぐに手に入れるかどうか、悩むところです。
外食もよくしますよ~。
肉系かラーメンが多いですね。
子供たちはそれも楽しみなようです(^^)
はは、漬け物の丸かじり、そんなに美味しいのかな~。
観光地効果でしょうか。
スーパーの出来合いは多少割高でも色々あって本当に便利ですね。
少量を作るよりむしろ経済的かもしれませんし。
バナナはうちもかなりお世話になりましたよ。
完全栄養食品の上、美味しいですしね(^^)
というかここぞとばかりに飲みに行きます(笑)
惣菜は便利ですよね。今やコロッケでも唐揚でも何でもありますし、さらに鮎や鮭の焼魚まで並んでいます。サラダもありますので苦労することは無くなりましたね。
野菜というか生鮮食品ですが、我家はバナナです。これほど便利なものはないですね
エキサイトですか!(笑)
mercuryさんは私と逆方向の、ハイレベル方向に特化されていますもんね。
お子様達も喜ばれているでしょう。
うちはジャンクなご飯になるということで、逆方向で喜んでいますが・・・。
スーパーも便利になりましたね。
どんな業界も企業努力のおかげか、子供の頃と比べてサービスが充実しています。
ガラムマサラは意外な美味しさでしたよ。
なかなか想像できないと思いますけれど。
ハロー以外にも歴史があって魅力的な喫茶店が、京都には多いと思います。
大学と観光客の多い土地柄でしょうね(^^)
以前連れて行っていただいて、はしごした2軒目の麺にとても似ていますよ。
たしかに、つけダレは全然違いますね。
ご紹介のサイトを拝見しました。
これはたしかに惹かれます。
試してみたいな。
次回上京時の有力候補になりました(^^)
いい雰囲気のお店でしたね。
もっと近所にあればいいのですが。
ビブリアの古書店はモデルはないようです。
北鎌倉の駅裏にあるという設定で、作中の雰囲気を味わいたくて2度ほど行ったことがありますが、古書店はありませんでしたよ(笑)
続編というと「物語シリーズ」でしょうか。
今月にまた一作出ますね(^^)
麺類の嫌いな日本人はいないのではないでしょうか(笑)
妻が不在時、自分だけなら何も考えないのですが、さすがに子供の食事となると栄養を考えざるをえませんね。
カットした野菜、ありますね。
便利にになったものです。
麻婆豆腐はいいですね。
私も昔はよく作りました。
といっても麻婆豆腐のもとも使った簡単料理ですが(^^)
珈琲店タレーランは売れているみたいですね。
内容も面白いですよ。
特に舞台が京都なので、風景が普通にイメージ出来るのがいいです。
ビブリアのドラマ化はね・・・。
まず配役ありきで後から適当に原作を持ってきたという旧来のスタイルで作られたドラマで、原作ファンが納得できるものではなかったようです。
見てないけど(笑)
いい原作に実力派俳優をきちんと起用して大成功した「半沢直樹」とは大違いですね。
私も軽く塩をふったりしたいものですが、幸いなことに子供たちは素のままで喜んで食べてくれます。
唐揚げ、コロッケが濃いものなのでこれ以上塩分を取らせたくないし、ありがたいことです。
野菜は選べば食べるんですが、全般的には苦手ですね。
私自身も昔はそうだったので、仕方ないのかなと思います。
父がエキサイトします(笑)
料理に萌え・・燃えますね~(^^;)
そんなんで、父の料理を子供達も楽しみにしている?
かなぁ~・・・
でも、疲れていると、即外食でごまかしですね(笑)
つけ麺にガラムマサラを振りかけて・・・か、それもまた美味しいでしょうね♪
ハローがモデルの小説があるのですね、ちょっと個性的なお店、それなりの歴史が生まれるものなのですね。
蕎麦と魚介豚骨の組み合わせは、聞いたことないかも・・・
あっ!今度東京に来られた時に、ご紹介したいそば屋があります。
http://tabelog.com/tokyo/A1308/A130802/13009740/
ここの蕎麦は、意外と好きなんですよ。
蕎麦の概念が変わると思います。良かったら寄ってみてくださいねw
実際にモデルがあったんですね。あれらの作品に。
それ自体が驚き。
余裕があれば一読したいのですが、
残念ながら余裕がないっすxx;。
せいぜい無職時代に読んだシリーズの続編フォローがやっと;;。
あとはアメフトフォローで、もう目イッパイすわ。
アハパ(゜ ′∇)ノ。゜ヽ( )ノ゜。ヽ(∇` ゜)ノ゜。。゜ヽ(゜′∇`゜)ノ゜。アハハ
ええ、大体奥方がいないときは、そげんですよ。。。
男性は。。。
昔に比べ、スーパーにいくと、半製品、
キャベツだったら、千切りとか、
煮物ように、具材のカットとか
ありますので、僕はそれでちょい割高ですが
料理して済ませます。。。
一番のデフォは、手のかからない、麻婆豆腐です。。
この店がモデルだったんですね、落ち着いて本が読めそうな店内です(^^)
ビブリア古書堂の事件手帖の方はTVドラマになってたようですが評判は散々だったようですね、イメージが違い過ぎたんでしょうかね~(^^A
せめて浅漬けにするとかだったらイケるかも。
いっそのこと野菜を全くなくし、油ものばかりで過ごしたら、お子さんたちが野菜のありがたみに気づいてくれる・・・かも。
少量ずつ作るくらいなら、こういう出来合いのを買った方がいいですね。
もちろん料理に長けた方なら違うのかもしれませんが、私はそうじゃないし(笑)
こういう町屋を利用したお店は結構あるんですが、うちは郊外なのでなかなか行く機会がないんです。
せっかく京都に住んでいるのに、ちょっともったいないですね。
そちらはお嬢様ですから、むしろ作ってもらうことが期待できたりして。
読書とコーヒーは相性がいいと思うので、こういうカフェはそれなりにありそうな気がしますね。
ビブリア古書堂のドラマ化についてはお嬢様と同感です。
といっても私は見ていないのですが。
ビブリアシリーズは登場人物のキャラクター造形が魅力的でその雰囲気が大好きなのですが、ドラマについてはその制作発表時から「原作のイメージをいい意味で壊したいと思います」と宣言されていました。
原作の雰囲気が好きな者としては、その時点で見る気がなくなりましたよ・・・。
タレーランは人名で、・・・って、タランも一応人名でしたね(笑)
町屋のカフェ京都ならではのお店ですね、ビィさんにぴったりじゃないですか
さすが京都見たことないものばかりです。
私は忙しいので何も作っておりませんね~。
自分のを食べるだけで精一杯って感じです。
ビブリオマニアって言葉初めて聞きました。
そしてそういう方向けのカフェがあるとは…。
この前ドラマでやってましたね
ビブリア古書堂シリーズ。
うちの長女はシリーズを読んでいたらしく
原作と違う納得いかんと怒ってました。
そして主演の剛力彩芽までイメージの乖離が甚だしいということで
嫌いになってしまったようです。
タレーランってネーミングが何処かで聞いたような
ヤマト…あれはタランでしたね。
キャベツの千切りくらいはやってできないこともないのですが、どうも仕上がりにいつまでたっても満足できないんですよね・・・。
和そば風の麺にガラムマサラはびっくりでしょう。
意外に美味しかったです。
でも他のスパイスはなかったですね。
色々試して「これだ!」と思われたのかな。
されますか、丸かじり(^^)
うちはとりあえずそのまま素の味わいでいってます(笑)
なかなか行かないものですよね。
クルマバイク生活だと、なかなかコーヒー飲みに入ろうなんて思いませんし。
入ってもスタバくらいだし。
普段から街中を歩いて散策する習慣があればいいんですが。
つけ麺にガラムマサラ・・・これは見たことがありません。お店は色々なスパイス、調味料を吟味して提供しているのかな~?
我が家は味噌やマヨネーズを添えて丸かじりですが、ピィさんちはそのままガブリ?