うちのエスティマのカーナビは、その日の最初に起動した際に、
「今日は○月×日△曜日です。□□の日です」
とアナウンスしてくれます。
毎日、何かしらの日が設定されていて、日にちの語呂合わせで決まったようなものや、なんでそうなのか全くわからないものもあったりします。
「今日は味付け海苔の日です」とかですね(ホントにありました)。
それがなかなか面白いのですが、この9月14日のものに驚きました。
「今日は9月14日土曜日です。メンズバレンタインデーです」
ときたもんだ。
いつの間にそんな日が出来ていたのでしょう。
ということは、一ヶ月後の10月14日はウィメンズホワイトデーなんでしょうか?
それはさておき、先日の仕事帰り。
アドレスで走り出してすぐに、ふとメーターに目を向けますと、
あら~。
スピードメーターが動いていない。
ケーブルが切れちゃったかななど思いつつ、スピードがわからないというのは不安なので早々に直すべしと思い、このままショップに行こうと思いました。
ところが、
いつの間にか自然に直っていました。
断線なら自然に直ることはないでしょうし、一体何が起こっていたんでしょうね。
それから問題なく動いていますが、一度症状が出たと思うとなんとなく不安ですね。
でもまあスピードがわからなくとも125ccなので、とりあえず周囲の車に紛れて同ペースで走っていれば検挙されることはないでしょうけれど(整備不良除く)。
これが50cc原付だと、相当不安になるでしょう。
制限速度30km/hなんて、あっという間に超えてしまいそうですし。
たまに代車で乗りますが、ショップから家までの数キロメートルですら背後が気になって仕方ありません。
高校時代は普通に乗り回していたんですけどね。
自動二輪車に乗るようになってからは、制限速度は低いし二段階右折はあるし、二人乗りは出来ないしと、やむを得ない事情がないかぎり乗る気になれません。
でも思い出してみれば、高校時代はあえて50cc原付を選ぶメリットのある時代だったんですよね。
ノーヘルが違法じゃない時代でしたから。
安全面で問題ありますし、ヘルメットが常態化した今では不安でノーヘルで乗る気になりませんが、当時はそれが当たり前でしたし、そのお手軽さがメリットでした。
「自動二輪のパワーはあこがれるけど、ヘルメットは面倒くさいな~」って思ってましたしね。
もっと前は自動二輪もノーヘルOKだったようですが、私はその時代は子供でしたのでよく知りません。
小中学生の頃に読んでいた往年の名作バイク漫画「750ライダー」の主人公、早川光はCB750に乗っているのにノーヘル主義でしたが、あれは連載開始頃はまだ違法ではなかったということなのでしょうか。
長期連載でしたからね~。
話が逸れました。
とにかく当時の50ccバイクは、キーだけ持ってヒョイと跨がって出かけられるますから、公共交通機関の乏しい山奥の高校生には本当に便利な乗り物でした。
原付のヘルメット着用義務になったのは確か19歳、大学受験二浪目の春頃だったかな。
その時に「もう50ccのメリットはないな。大学に入ったら早々に自動二輪免許を取ろう」と思いました。
こういうのを「捕らぬ狸の皮算用」というんですね。
メットインスペースを備えた原付スクーターが出たのは、その後まもなくだったでしょうか。
確か最初はホンダのタクトだったと思うのですが(もしかして250スクーターのフュージョンやフリーウェイが先?)。
いずれ誰かが思いつく装備でしょうけれど、やはりヘルメット義務化がその実用時期を早めたのでしょうか。
原付も、常にヘルメットが必要となると欲しくなる装備ですよね。
ありなしで実用性、快適さが段違いですし、当時は画期的なアイデアだと思いました。
当然ですが、スクーターにはあっという間に普及しましたね。
メットインといえば、最近またこんな懐かしいバイクを見かけました。
スズキのアクロスです。
私が知る範囲において、スポーツバイクにメットインスペースを持った最初のバイクかな。
1989年の発売です。
こういう斬新なコンセプトのバイクを作るのは、いかにもスズキらしいですね。
大ヒットはしなかったけれど、それなりに売れていたのか、1998年までと随分長いこと生産していました。
それでもかなり古いバイクなのに今でもこうしてたまに見かけます。
きっと買った人は、なかなか手放さないんでしょうね。
ツアラータイプだからツーリングにも使いやすいし、何よりメットインスペースのおかげで日常ユースにめちゃ便利ですし。
250ccで車検もないから維持すること自体も手軽なんでしょう。
今はETCの設置場所にも使えますし、やはりメットインスペースというのは本当にありがたいですね。
だらだら書きなぐった駄文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
今年の120冊目です。
鎌池和馬氏作「とある魔術の禁書目録(インデックス)8」
「ここは、学園都市の全女子生徒が羨望の眼差しを注ぐ名門女子校・常盤台中学。もちろん通う生徒は全員“お嬢様”である。その“お嬢様”のひとり、御坂美琴が体育の授業後に、汗をかいた身体を洗おうとシャワーを浴びていると、隣から一人の少女が声をかけてきた。白井黒子。学園都市の治安を守る『風紀委員』であり、空間移動能力を持つ大能力の少女。彼女は、美琴を放課後のショッピングに誘う。―それが、黒子の長い長い一日の始まりになった。お姉様・御坂美琴の本当の姿を知る、長い長い一日の…。お姉様と“あの殿方”が交差するとき、白井黒子の物語は始まるのですの。」
本編「禁書目録」のメインキャラクターであり、外伝「とある科学の超電磁砲(レールガン)」主役の御坂美琴と、その相棒である白井黒子を中心とした話です。