この週末は東京へ出張していました。
新幹線で京都駅を出たときは、キレイな青空。
しかし東に向かうにつれて天候は悪化。
富士山は見えませんでしたし、東京も曇天でした。
残念でした。
約1年ぶりの、六本木ヒルズ高層階の眺めもね。
やはり明るい方がいいですよね。
でも今回は別のお楽しみがあったので、このくらいはOKです。
仕事が終わり宿にチェックインした後は、早々に夜の街へ出発です。
といっても私の場合は当然のことながら、飲みに出たわけではありません。
電車にゆられて横浜へ。
横浜在住、関東のOBSCメンバー、バビロニアさんと待ち合わせです。
バビロニアさんの、オリジナルのブルーにペイントされたシルバーウィング600。
SP忠男のマフラーが格好いい。
シルバーウィング自体、あまり見かけないように思います。
しかも600cc。
貴重なバイクですね。
出張前に「また出張に行くので、横浜のラーメンを紹介してください」とご連絡したところ、当日はツーリングに出かけられた日であるにもかかわらず快諾していただいいていました。
待ち合わせはコチラのお店で。
横浜ラーメン「家系」のお店。
環2家というところです。
家系ラーメンは2年ほど前に六角家さんというところに行ったことがあり、これが2店舗目です。
2年前の記事
人気店なのか、待ちの行列があります。
先に到着していたバビロニアさんが、食券を買って並んでくださっていました。
この海苔とほうれん草が、まさに家系という感じですね。
こってりとんこつ醬油の味わいが、実に美味しかったです。
なぜかこんなサービスがありました。
なぜ無料バナナ?
無料だし、バナナは好きだしということで少し惹かれましたが、手は出しませんでした。
というのは、次の予定があるからです。
バビロニアさんのシルバーウィングを追走。
といっても、息を切らせて走っているわけではありません。
横浜に降り立った時点で、私もレンタカーを確保しています。
それで向かった先はコチラ。
なんと、立て続けにラーメン2店舗目です。
「2杯いきましょう」というバビロニアさんの提案に乗っかってしまいました。
ラーメンは好きですが、実はハシゴするのは人生初です。
店名は、なんだか難しい漢字で書かれています。
「すすりませんか」と読むそうです。
相当、麺にこだわったつけ麺のお店だそうです。
塩つけ麺があるそうで、2杯目ゆえアッサリ系をということでした。
塩つけ麺
日本そば風の麺が、たしかに珍しい感じですね。
食感もそんな感じで、塩味つけだれによく合っていました。
こちらも美味しかったです。
いや~、どちらも最高でした。
その後はファミレスでしばし歓談し、お別れしました。
ご案内していただき、ラーメンをごちそうになった上に、お土産までいただいてしまいました。
アウトレットのお菓子と浅草の七味唐辛子。
この七味がかなり良い物のようで。
帰宅して妻に、
「こんなのいただいたよ。浅草の有名なお店で、好きな比率に調合してくれるんだって」
と報告したら、
「あ、やげん屋さん!」
と、反応していました。
なんでも小学校卒業時に家族で東京旅行をし、このお店にも寄ったことがあるんだそうな。
それを憶えてるということは、余程気に入っていたのでしょうか。
いや、ホントにありがたいものをいただいてしまいました。
ラーメンはどちらも美味しかったし、その後のお話も楽しかったですし、ツーリングの後なのに遅くまでお付き合いいただき、本当にありがたかったです。
別れた後は、真っ直ぐ東京の宿へ向かいました。
下道のんびりドライブも考えていたのですが、ナビで見るとかなり時間がかかりそうでしたのでね。
でもまあ、高速一気もなかなか快適で楽しかったです。
臨海工業地帯を走る高速道路の夜景が、すっごくキレイでしたしね。
宿に着いたのは23時頃。
夜の赤坂、六本木。
ちょっと細い道に入ると、そこかしこに桜が咲き乱れていて、とても良い雰囲気でした。
今年の40、41冊目。
青柳碧人氏作「浜村渚の事件ノート 2さつめ ふしぎの国の期末テスト」
「数学テロ組織「黒い三角定規」との闘いは終わらない。数学好き中学生・浜村渚と警視庁特別捜査班の今回の敵は、弱冠二十歳で米国名門大学留学資格を得た美女、コードネーム「キューティー・オイラー」。4×5が12になるような特殊進法に支配された世界で、渚と武藤刑事の命をかけた期末テストが始まる。」
内容随所に出てくる数学の問題が楽しいシリーズ。
受験生当時、数学は得意科目だったのですが、使わないとなまっちゃうものですね。
整数のマイナス2乗とか常識レベルのことで、一瞬「あれ?どうなるんだっけ」と思考停止してしまいました(笑)
続いて御堂彰彦氏作「付喪堂骨董店“不思議”取り扱います4」
「不思議な力が宿った器物―アンティーク。今日も贋物を掴まされた美人が嘆いています。つまり付喪堂の店頭に新たなガラクタが増えたわけです。アンティークは人を選ぶのか、切にその存在を願っている者は期せずして手に入れることがあるようです。ある少年の話をしましょう。幼馴染みの恋多き少女のキューピッド役をする少年がいました。彼は運命の赤い糸を自由にできる指輪を手に入れたのです。人の運命を握ってしまった少年はどうなるのでしょう?それは本来の出会いを捻じ曲げてしまうわけで…。あなたならそれでも使いますか。」
ハッピーエンドがほとんどなく、暗い終わり方ばかりのシリーズですが、不思議と読後感は悪くありません。
あと3冊で終わりがさみしい。