横浜でバビロニアさんとラーメンのハシゴをした翌日です。
夕方の、帰りの新幹線に乗るまでドライブです。
赤坂の宿を出発し、カーナビの指示に従い首都高を目指します。
このあたりはいつもこれですね。
そこかしこで警察による交通規制が行われています。
政治的重要地域だから仕方ないですね。
ナビの指示する道がバリケードでふさがれていましたが、駆け寄ってきた警官に「ナビの指示に従って首都高に向かっています」と説明すると、「どうぞ」と道をあけて通してくれました。
悪天候の中、首都高から中央道に乗ります。
ここ数年でけっこう回数を走っているルートなので、すっかり馴染みの景色になってしまった。
今回は山梨県の甲府市に行ってみようと思っていました。
「あそこに行きたい」という特別な思い入れがあったわけではありませんし、馴染みもないんですけれど。
強いていえば、二人いるうちの下の方の妹が学生時代に数年住んでいた街ということでしょうか。
妹が住んでいた当時は一回も行ったことがなく、その後も一度だけ中央道経由で通過したことがあるだけです。
ですので、一度くらい機会をつくって名物のほうとうでも食べてみようかと思いつきました。
若い頃は何も思わなかったのですが40代なかばも過ぎてみると、人生って油断しているとあっという間だと実感します。
そして知識としては知っていても訪れたことのない街って、日本国内にもまだまだたくさんある。
わずかなチャンスを捉えて強引にでも行っておかないと、死ぬまで訪れないかもとか思ってしまうんですよね。
ですので今後もこういった感じで、できるだけ日本全国足を伸ばしておきたいと思っています。
そういえば昨年10月の栃木行きの際に、「栃木県には県名を名に冠した栃木市があるのに、県庁所在地は宇都宮市なのはなぜなんだろう。そういう県は他にもあるのだろうか」と考えたことがありました。
山梨県にも山梨市があったんですね~。
さて、甲府に到着。
JR甲府駅前。
お店はよくわからないので、食べログランキングで適当に調べました。
小作 甲府駅前店
小作という店名は聞き覚えがありました。
TVなどで紹介されていたのを見たことがあるのかな?
11時開店で、店前に数人の待ちがありました。
メニューナンバー9の熊肉のに惹かれましたが、ほうとう自体が初めてなので、できるだけオーソドックスなものがいいだろうと、思いとどまりました。
ブログネタ的には熊肉でしょうけどね。
豚肉ほうとうです。
ほうとう(餺飥)とは(wikipediaの記事より)
「小麦粉を練りざっくりと切った麺を、野菜と共に味噌仕立ての汁で煮込んだ料理の一種である。一部地域では小麦粉以外の穀物を使用する場合もある。また、すいとん的な小塊も地域によっては見られることから、必ずしもうどん状の長い形であるとは限らない。一般のうどんのように煮た麺に各種素材や味噌などの調味料を加えた調理法を取ることも稀である。」
なるほど。
味噌味のごっついうどんという印象です。
すするのではなく噛んで食べる感じですね。
まあ、想像通りの味わいですね。
味噌味での煮込みがよく合っていて、美味しかったです。
ほうとうの後は更にドライブを。
そこかしこにキレイなピンクの花が咲いています。
桃の花ですよね。
最近、長男の社会の勉強のつきあいで、山梨県が桃とぶどうの名産地であることはバッチリ頭に入っています(笑)
ルートは甲府から南下。
富士五湖のひとつ、精進湖。
更に、本栖湖をかすめて走ります。
富士山の裾野を走っていますので、天気が良かったら迫力のある富士山が見られたでしょうけど、残念です。
道の駅「朝霧高原」の展望台から。
森の向こうには、きっと富士山がそびえ立っているんでしょうね。
残念です。
更に南下していくと、白糸の滝の表示がありました。
ここも子供の頃から知識ではありましたが、実際には行ったことのないところです。
雨も降っていましたし逡巡しましたが、ここも同じく「こういうときに行っておかないと、死ぬまでもう機会はないかもしれない」理論で見ておくことにしました。
工事中で滝まではおりられず。
しかし、
写真では伝わらないかもしれませんが、上からでもかなりの迫力のある景観でした。
これは雨に濡れながらでも見ておいて良かったです。
やはり迷ったら行動しておくべきですね。
その後は富士の裾野をぐるっとまわったら、箱根を走って新横浜駅へ行く予定にしていました。
しかし、雨はどんどんきつくなりますし、霧も深くなってきていました。
ここまで深い霧は久しぶりです。
これはこれでなんだか幻想的な雰囲気でよかったですが、箱根を走って楽しい天候ではないだろうと、早めにドライブを切り上げることにしました。
東名に上がってもこんなでしたし、まあ仕方ないですね。
今回の走行距離です。
ちょっと短めでしたが、まあいいでしょう。
やはり馴染みのない土地のドライブは、流すだけでも楽しいですね。
今年の42冊目です。
松岡圭祐氏作「千里眼クラシックシリーズ11 ブラッドタイプ完全版」
「「B型になるくらいなら、死んだほうがマシよ!」。血液型性格占いが加熱し、特にB型人間への差別・偏見が広がる中、白血病患者の女性が骨髄移植を拒んだ。日本では最大にして最強の迷信となっている血液型性格分類に、岬美由紀、嵯峨敏也、一ノ瀬恵梨香が立ち向かう。彼女を救うため、「ないものをない」と証明する奇跡を起こせ。」
血液型による性格傾向って、たしかに日本では言われまくっていますね。
でも世界的には、ABO式血液型をプロフィールに載せることがあるくらいに注目しているのは、日本と韓国、台湾くらいなんだそうです。
たしかに骨髄移植したらABO式血液型なんて変わることがありますし、そんなもので性格が変わるわけないんですが。
私は10代くらいまでは「その性格はA型でしょう」と言われることが多かったですが、なぜか20歳を過ぎたくらいから「O型でしょう」と言われるようになりました。
正解はA型なんですが。