中野系

この銀河系の中心、中野で考えること

ひとつの境目

2005年11月30日 | 日常
最近、自分のまわりにいる人達を観察、もしくは具体的に話をしてひとつ確信したこと。

携帯電話でのメール、ウェブを抵抗無く利用するのが20代後半位まで。それ以上の世代は携帯は電話としての利用が中心。メール、情報収集はPCで、と考える傾向が強い。

この年齢層によるアプローチの差は、いつ頃から携帯を持ち始めたか、という個人体験に基づくものと推測。30代以降の多くは携帯を持ち始めたのが早くても20代半ばくらい、そして20代の人達は既に10代の頃から保持していた。この差が上記の結果を招いている。なので、いまの20代は30代になっても抵抗無くメール、ウェブも携帯で利用しつづけるだろう。

以前、ある転職サイト構築の仕事をした際、運営会社の人に聞いた話によれば、仕事情報への応募が多い経由はもちろんWEBサイト本体だが、モバイル用サイトからも結構な割合(一応守秘義務あるので具体値は省略)になるとのことだった。

その話を聞いて、自分は「転職」のように重い話を携帯から検索、応募するというスタイルがまったく理解できなかったのだけれど、こう考える事自体、遅れて携帯を手にした世代の考え方、という事なのだろう。

もちろん、以上は信頼に足る統計をとったわけでもない、実に私的、かつ狭い世界から導いた「推測」でしかない。でも、この話を30代以上の人にすると、ほぼ確実に同意してもらえるのでそう間違ってはいないはずだ。