中野系

この銀河系の中心、中野で考えること

だめ連

2005年11月24日 | 日常
ふと、思い出したのが「だめ連」。

少しネットで調べてみると、彼らが話題になったのは1999年。もう6年も昔の話だった。彼らのことを簡単に説明しておくと「だめな人こそ、ひとり篭らず他人と交流する必要がある」をポリシーに集まった団体。基本的に何をするわけでもないコミュニケーショングループといったところ。

「だめ連」に興味を持ったのは主催者が自分と(確か)同年齢で、かつ中野区の住民であった(前に住んでいた家と同一町内)、という些細な理由。以来、メディア等に出る都度気にはしていた。

近頃すっかり話題にもならなくなったのはたぶん「ニート」という言葉の一般化にあるのかもしれない。全てが重なるものではないけれど、基本的には似たもの。少なくとも世間からはそう見えるはずだし、物珍しくなくなればそれまでということだろう。マスメディアはなんでも消費してしまう。

それにしても検索してみると、一応彼らはWEBサイトまでもっている。パソコンを保持してサイトも運営、どこがダメなんだと一瞬思うもよく見れば「ヒストリー」「マニフェスト」等々、肝心な部分になにも書かれていない。やっぱり「だめ」な人なのか?

特に共感するわけではないけれど、自分と同年代でこういう風に生きていくのはどういうものなのだろう。そんなことを考えつつ、今後も生暖かく彼らを見守っていきたい、と思う次第。