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ペットとして飼われていたヤギを救ったエホバの証人

2010-08-01 18:31:44 | ちょっと面白いニュース
エホバの証人といえば羊とヤギの例え話がよく出てきますが、これは彼らが本物のヤギを救った話です。   アメリカ - ノースキャロライナ 2010/6/8

■ The McDowell News

心が優しく、また素早く行動したエホバの証人のおかげで、ヤギのビューラは命を救われた。

このほとんど目の見えない4ヶ月になるヤギは、自宅のプールに誤って落ちてしまった。危うく死ぬところだったところをエホバの証人たちに救われたのだ。

ビューラは、オールド・フォートに住んでいるヘンスリーの家で飼われているメスのヤギだ。ビューラは大変な経験をしてきた。乳離れをした後、自分で食べることが出来ずビタミン欠乏症になり、ほとんど目が見えなくなってしまった。愛するペットのために出来る限りの世話をした結果、ビューラはなんとか丈夫に育ってきた。

ヘンスリー家では、特に15才になる娘のヘイラーが、よく面倒を見てきた。

「ヘイリーは自分の赤ん坊のようにこのヤギを世話しています」と、彼女の母親は語った。

献身的な家族の世話のおかげで、ビューラは健康を取り戻し、今では12,3キロも体重がある。家族の助けによりヤギは早死にを免れた。

そして、この月曜日、ビューラは再び命を救われた。

その日、夫のリックは仕事の出張で家にいなかった。妻のトニアはマクドウェル郡の裁判所で登記関係の仕事をしていた。娘のヘイリーは学校に行っていた。18才になる兄のジェイコブだけは家にいた。

11時半から12時の間に、ビューラは檻から抜け出して歩き回り、最後には自宅にあったプールに落ちてしまった。どうやってビューラが柵から抜け出たのかは、未だに謎である。ジェイコブはちょうど洗濯の真っ最中で、洗濯機の騒音のために、ビューラの助けを求める泣き声が聞こえなかった。

ちょうど同じ時刻にエホバの証人のグループが家から家を訪問して、ジョンソン市で行われる大会の招待状を配っていた。ジェイコブは、彼らが家に訪問していることも気付かなかった。

しかし、エホバの証人は、ビューラの叫び声を聞いた。彼らのうちの一人が、17才になるアートン・ストダートだった。

「私たちはちょうど家から家を訪問していたところだったんです」と彼女は言った。「私たちはどこか近くから叫び声がしていることに気付きました。まだノックもしていませんでしたが、何か大変なことが起こっていることが分かりました」

アートンとジョアン、シンディの3人は叫び声の方に走って行き、ビューラが溺れてもがいているのを見つけた。アートンがビューラをプールから引き上げて、ジョアンがそのヤギを檻の中へと戻すのを手伝った。

後になって、家族は何が起こったのかを知った。隣に住んでいたリックの叔母さんが、女の子たちがビューラを救った一部始終を見ていたのだ。

「こんなことが起こるなんて、めったにないでしょう?」とトニアは言った。「これでビューラは2回、命拾いをしたんです」

ヘンスリー家は、今回のことをいつも感謝しているそうだ。

「ここまでしてくれる人たちが今でもいるという事を知って、とてもうれしく感じています。これは本当に驚くべきことです」とトニアは語っている。


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