ニュースの中のJW

WEB上のニュースや新聞などで扱われたエホバの証人のニュースを取り上げます。シリアスな話題から笑えるニュースまで。

ノルウェーで聖書が2011年のベストセラーとなる

2012-01-06 21:44:20 | 興味深いキリスト教一般
激動の年2011年も終わり、2012年が始まりました。皆様も、新たな目標を持って励まれていることと思います。個人的には昨年末から忙しく、ブログの更新が約1ヶ月ぶりとなりました。

さて、このブログも2010年の3月に始まって、早2年近くが経ちました。元々は、JWが関係した面白いニュースやジョーク集などを扱いたいと思っていまして、主に証人が関係した話題で新聞(主にWEB上)のニュースになっているものを取り上げました。やがて、ニュースのみならず、エホバの証人の広報室のサイトや医療上の興味深い記事などからも記事を作ったり、組織の調整なども出来る範囲で取り上げて見ました。基本的には、日本であまり知られていないような情報やニュースを記事にしたいと思っています。

ブログの題名が「ニュースの中のJW」なので、やはりJWが関係したニュースを記事にしたいのですが、いろいろなニュースを見ていると、JWが直接記事に出ていなくても、キリスト教として、あるいはクリスチャンとして興味深い様々なニュースに遭遇します。これは是非知って欲しいなというニュースも少なくありませんので、そうしたものも積極的に取り上げたいと思います。また、JWグッズの特集もしましたが、ニュースとは関係なくても、JWとして面白い、興味深いものも扱ってみたいと感じています。そんな訳で、以前より種々雑多の内容のブログになるかもしれませんが、より、「興味深くためになる」ブログにしていければと思いますので、今後もよろしくお願い致します。

今年最初のニュースはノルウェーからのものです。ノルウェーといえば、去年、大量殺人によって90人以上の人が命を失うというノルウェー史上最悪のテロ事件が起きました。聖書が売れたことは、多少なりとも、この事件と関連があるのかもしれません。(記事では直接の原因とはされていませんが)

■ノルウェーで2011年の年間ベストセラーは聖書
The Guardian 2012/1/3

イギリスの2011年のベストセラーのリストは、ジェミー・オリバーの料理本か、デビット・ニコルスのロマンス物で占められていることだろう。しかし、ノルウェーの読者たちは、別の種類の本を選んだ。聖書である。

約30年ぶりとなるノルウェー語での出版となったこの聖書は、10月に発売されてから年末まで、書籍の売上チャートでほとんど毎週トップの売上を記録した。これまでにおよそ8万冊が売れており、これは予想を大幅に上回るものであった。発売された秋頃には、まるでハリー・ポッターの新作を手に入れようと並ぶ人たちのような列が見られた。最初の発売日には、ノルウェー人たちが聖書の新版を手にしようと、書店へと殺到したのだった。

「私たちは、最初2万5千部しか印刷しませんでした。それで、6~9ヶ月は持つだろうと思っていたんです。ところが、10月半ばに販売を始めて年末には7万9千部売れました。信じられませんでしたね」と、ノルウェー聖書教会でこの出版に携わったスティン・スメモ・ストラチェンは述べた。

「販売されてから、たった一度しか売上首位の座を明け渡していないんです。・・・発売日が厳重に決められていたので、その日の前には、店の外で寝ている人たちもいました。今では十分に手に入るので、ちょっと皮肉な感じもしますけどね」

30人の翻訳者、司祭、大学教授たちが、新しい版のために、原語のギリシャ語とヘブライ語をノルウェー語に翻訳した。12人の作家たちもそのチームに含まれており、文脈をスムーズにする仕事を行った。

「正しく翻訳することは当然に重要なことですが、それを読みやすくするということもまた求められています。文学的に良い言語でなければならないのです」とスメモ・ストラチェンは述べた。

「どの作家たちも宗教家ではありません。彼らは、その翻訳作業に参加することを興味深いことと感じた、非常に優秀な作家たちに過ぎないのです」

小説のようには章句を読むことが出来ない、文語体の聖書も同時に発売され、それも驚くほど好調なセールスだと、出版社は述べている。

公式な資料によると、ノルウェーの人口490万人のうち、80%はノルウェー国教会に所属している。しかし、新版を購入した人がみな、厳格な宗教心からそれを購入した訳ではない。「熱心なクリスチャンだけが聖書を買ったとしたら、これほどの数が販売されたことの説明がつきません」とスメモ・ストラチェンは語っている。

この夏に起きたウトヤ島とオスロでの殺人事件は、聖書の記録的な販売の理由とは見られていない。「正確に述べるのは難しいですが、その事件がこの国と人々に大きな衝撃を与えたことは間違いありません。しかし、販売の成功は、この聖書の出版が文化的なイベントとみなされていたことや、その読みやすさあるのでしょう」と、彼は述べた。


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (TS)
2012-01-07 23:16:58
毎回ブログが更新されるのを楽しみにしています。こちらこそ今年もよろしくお願いします。
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tnx (どこかの雲)
2012-01-09 05:00:10
いつも拝見しております。
興味深い情報を提供してくださってありがとうございます。
陰ながら応援しています。
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Unknown (JWニュース)
2012-01-09 11:27:47
TSさん、いつもありがとうございます。去年はつらいニュースもありましたが、今年は良いニュースが沢山のせられたらうれしく思います。
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Unknown (JWニュース)
2012-01-09 11:29:26
どこかの雲さん、コメントありがとうございます。やはり、見ていて下さる方がいるとうれしいものですね。これからもよろしくお願い致します。
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Unknown (kate)
2012-01-09 13:39:42
いつも楽しみにしています。
毎日のようにブログチェックしてます。
今年もよろしくお願い致します。
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Unknown (JWニュース)
2012-01-10 08:23:27
kateさん、いつもありがとうございます。マメに更新できるように頑張ります。
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