ニュースの中のJW

WEB上のニュースや新聞などで扱われたエホバの証人のニュースを取り上げます。シリアスな話題から笑えるニュースまで。

ロシアでエホバの証人の大会が中止させられる

2010-08-29 05:00:00 | 迫害・反対
ロシアのある地域で開かれた夏の地域大会が、警察当局により中止させられたようです。詳しくは記事をご覧下さい。協会の公式メディアサイトからの引用です。

ロシア 2010/8/23

■ Jehovah's Witnesses official media web site

-よく知られた「爆破予告」の作戦が出席者たちを家に帰した-

スタヴロポリ ロシア 「私たちはこの大会を一年間待って来たんです。ここに来るために、私たちの多くは休みを取り、お金を貯めて来ました。そして今、ゴミ収集車が入り口をふさいでるんです!」 ユリー・サビスツキー(44)

2010年7月23日、ネズロブニのコサック村に集まったエホバの証人たちは、大会会場の入り口にさえ入ることが出来なかった。村警察署の署長、ユリー・ムクヒンは正面入り口を彼のパトカーで封鎖した。その結果、平和な宗教的集いを開くことが出来ず、2000人近くの出席者たちは水を飲むことも、トイレに行くことも、敷地内に座ることすら許されなかった。同様の宗教的集いが以前に同じ建物で成功裏に開かれているにも関わらず、地元当局は、これは出席者たちによって同地域にもたらされる犯罪行為を未然に防ぐ措置だと主張する。

あるエホバの証人が撮影したビデオには、連邦保安庁のバッチをつけた保安官が(セルゲイ・ヴィクトロヴィッチと特定されている)その証人の腕を押し倒し、骨折させるところが写っている。さらにその証人は、尋問のために拘束された。

入り口の門で5時間も待たされた後で、幾らかのエホバの証人は大会会場に入ることが出来た。それから、副村長のセビトラナ・ズラコボスカヤはその宗教的集いの解散を声高に命じた。

その後間もなく、建物の電源は落とされた。しかし、証人たちは発電機を持っていたので、引き続き外で大会のプログラムを続けた。

その次の日の朝、大会会場のすべての入り口は、ひどい匂いのするゴミ収集車によってふさがれ、建物は警察によって取り囲まれていた。証人たちは再び路上で待たされることになった。その後、配線が伸びている怪しい包みが、前日警察の車が停まっていたのと同じ場所で、「発見」された。警察は、全員にそのエリアから立ち退くように命令し、大会は中止された。出席者たちは、それぞれ家に帰ることしか出来なかった。

今回と同様、2009年にロシア全土の各会場で大会が開かれた際には、事前に発表のない「火災検査」が行われ、その間に警察が近くの場所から「不審物を発見」して大会が中断させられた。そして、その不審物を処理するのに何時間もかかるという理由で大会は中止させられ、出席者たちは家へと送り返された。