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ひまわりさんの日々の信仰日記と再臨信仰のエッセンスについてご紹介しています

サムエルの経験 第6回 デイビット・カン説教より

2016年10月09日 | 日記

その後彼女は、自分が身ごもっていることを知りました。その時から彼女は聖所に行くのを止めまして、祈りのうちに、サムエルという授かった子を彼女は懸命に育てました。何年かたちまして、まだ幼い子サムエルを聖所に連れて行き、そして聖所の働きに息子を捧げたわけです。ハンナの物語は皆さんもよくご存知だと思うのですけれど、サムエルがその後どうなったか、皆さんご存じのように、ある晩彼が寝ていたら「サムエル、サムエル」という声がしました。サムエルは飛び起きて大祭司エリの所にやって来まして、「私を呼ばれましたか?私はここにいますよ」、と言いました。「いや、私は呼んでいないよ」とエリは言いました。「あなたはまだ子供でしょう。何か変な声が聞こえるのか、何かありもしない声が聞こえてくるのか?まあ、とにかく戻って寝なさい」。そこでサムエルは自分の床に戻って寝たわけです。そしたら再び声が聞こえてきまして、「サムエル、サムエル」と呼ぶわけです。そこで飛び起きてエリの所へ行って、「今私を呼びましたか、私はここにおります」。「いや、私は呼んでいない」とエリは言うわけです。「頭がどうかしていないか、何かおかしな声が聞こえるのか、こんな真夜中に、他には誰もいないのだから、誰がお前を呼ぶんだ。私は呼ばなかったよ、何か頭の中がおかしなことになっていないか」と言うわけです。「まあ、戻って寝なさい」。そこでサムエルは再び床に戻って寝るわけです。三度目に神様は「サムエルよ、サムエルよ」と呼ばれました。サムエルは、再び飛び起きてエリの所に行って「私を呼びましたか」と言いました。どうしてサムエルはそういうことをしたのでしょうか?今まで、神様の声を直接聞いた人に彼は会ったことがなかったのです。大祭司もそういう人ではありませんでした。他の教師たちもラビたちも、神様の声を聞いたと言う人はいなかったのです。彼らは義の標準というのがよく分かっていなかったのです。神様の声、神様の言葉を聞いて理解するという、そういうお手本をサムエルは見たことがなかったのです。ですからよく分からなかったので、彼はエリの所に行くしかなかったのです。