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ひまわりさんの日々の信仰日記と再臨信仰のエッセンスについてご紹介しています

サムエルの経験 デイビット・カン説教より 第3回

2016年10月06日 | 日記

真の回心の経験は教会でまれにしか見られないのではないでしょうか。つまり、世界中、神様のみ言葉の飢饉に苦しんでいるのです。

初めにサムエル記上を開いてください、サムエル記上から興味深い所を見ていきたいと思います。初めにサムエル記上3章の1節をご覧ください。お読みします。

「わらべサムエルは、エリの前で、主に仕えていた。そのころ、主の言葉はまれで、黙示も常ではなかった」。

 当時エリという人が大祭司として国を治めていたころ、「主の言葉はまれで、黙示も常ではなかった」という時代でした。神様の民が、本当の神様の言葉というのを知らなかったのです。大祭司も他の祭司たちもよく分かっていませんでした。彼らは神様の言葉を理解できず、神様の声を聞くことも出来ないでいました。神様のみ言葉の教えというのはもう、目の前にいくらでもあったにもかかわらず、霊的に盲目な状態であったのですね。人をねたむ、貪る、そういった思いを彼らは持っていました。祭司たちも実に荒廃していたのです。特に大祭司エリの息子たち、ホフニとピネハスは腐敗していました。彼らは本当に堕落していて、聖所の中で女性と関係を持つという、そういったことを大胆にもやっていたのですね。神様に献げられたもの、献金とかそういったものも彼らは平気で盗みました。民が捧げ物として持ってくるいけにえの献げ物、動物がいました。それを屠って焼いて、肉にするわけですけれど、彼らはその中で一番良い所を自分のために取って、肉を焼く前に生で彼らは食べていました。まだ肉から血が滴っている状態のまま、それを食べたのですね。彼らの味覚も本当に堕落していました。

現在も多くの人たちが生肉を食べますよね。お魚、刺身だけではなくて、豚肉とか牛肉を生で食べる人たちがいます。そういった人たちを見たことありますか?日本では食べませんか。魚だけでなく豚肉とか牛肉も生で食べますか?何か最近生肉を食べて死亡事故がありましたよね。韓国では、非常に豪華な食べ放題のレストランなどに行ったりしますと、そこに大きな皿がありまして、刺身のように生の牛肉が切られておいてあります。皿の上に血が滴っているのが見えます。そういう肉が大好きな人たちがいるのです。その皿は特に人気があって、早く空になります。

サムエルの幼かったころの祭司たちも、同じようなことをしていたのです。もう彼らの知性も鈍くなってしまって、霊的に盲目、目の見えない状態でした。その結果、神様の声が聞こえない状態になっていました。そういう時に神様は預言者を必要となさるのです。純潔な、空っぽの器を神様は必要となさいます。そういった器を、神様は祭司の中から見つけることは出来ませんでした。レビ人、ラビ、教師たちの中からも見つけることが出来ませんでした。本当にひどい、ひどい状態だったのです。その結果、聖霊が欠乏しているという状態に陥りました。