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ひまわりさんの日々の信仰日記と再臨信仰のエッセンスについてご紹介しています

創造か進化か?  第11回

2016年10月27日 | 日記

6.この広大な宇宙が太初にあった大爆発によって形成されたというのは本当なのか?

 

進化論によって太陽系の起源を説明する理論が最低でも23個あります。宇宙の起源を説明する現代進化論の中で最も代表的なものが、大爆発理論(Big Bang Theory)です。この理論は、全ての物質とエネルギーが“太初原子”(原始原子)と呼ばれる場所に集中していたという仮定から出発しています。全ての物質とエネルギーが、ヘアピンの先端よりも小さな原始原子の中に、圧縮された状態で誰も見当もつかないほどの期間、宇宙空間に存在し、ある時突然、そのエネルギーのバランスが損なわれ大爆発を起こしたのです。そこから、銀河系と星と惑星系が誕生したという仮説が大爆発理論の要点です。

 

この理論に対して、私たちは二つの問題点を指摘することができます。まず第一に、大爆発理論では原始原子がすでに存在したという仮定のもと出発するのですが、だとしたらその原始原子はどうやって存在したのでしょうか?進化論は結局、最初の物質が創造されたという結論に帰着するしかないのです。結局、宇宙の起源もまた神様の創造でなければ説明できないという事実を認めざるを得ないのです。

 

二つ目の問題は、現在存在する宇宙のどこにも爆発によって秩序ができたり、ある小惑星系が生成されたりしないという点です。宇宙の中で爆発現象は存在しますが、爆発によって秩序ができるというよりは、無秩序と混沌が発生するだけです。夜空の銀河系を見てください。天文学者たちに、宇宙の正確性と精巧さについて聞いてみてください。どうすればこれほど数学的で正確な宇宙の動きが、爆発や偶然によって形成されたと言えるのでしょうか?

 

もちろん、大爆発理論を主張する人々は、太初にあったその大爆発は、一般的な常識と状況では理解できないと言います。そして、太初にあった大爆発の影響のせいで今もこの宇宙は膨張していると言うのです。彼らは、宇宙が膨張している証拠として、星たちが地球から離れる方向(宇宙の膨張方向)へ動くので、地球から観測できる星の光が赤系統に変わるという事実を指摘しました。しかし、星の光が赤色の傾向を示すという理由ひとつを持って、宇宙が膨張していると結論付けることはできません。なぜなら実際、この宇宙の中には星が地球の方向に動くとき、赤色の光を発する星も存在するからです。また、星たちの間に存在する引力によっても、星から赤い光が発生することがあります。

 

しかし何よりも、大爆発理論を拒絶しなければならない理由は、爆発によって秩序が生まれたことが、この宇宙の中で一度もなかったからです。もし誰かが、火山の大爆発によって降り積もった石や灰によって、秩序整然とした一つの都市が出現したのを見た、と言ったならば、皆さんはその言葉をどう思いますか?おそらく皆さんは、そんなことは決して起きない、ただの空想だと言いませんか?

 

大爆発の理論は前に述べた、熱力学第2法則によって考えてみても、簡単にその虚構性を確認できます。もし太初に大爆発があったとしても、この熱力学第2法則によって、宇宙はどんどん無秩序でエネルギーが少なくなる方向へ変化して行かなければなりません。そのため大爆発理論は、様々な面を考慮したとしても、あまりにも虚無な空想の話に過ぎません。

 

では、今日宇宙系で見られる全ての生命と情報とエネルギーは、どこから来たのでしょうか?宇宙のどこにもこの全ての源泉となる場所を探すことができません。宇宙を超越して存在される創造主の精巧なデザインによって、全ての生命と情報とエネルギーが生成されたという結論を下すことこそ、最も論理的で科学的ではないでしょうか?

 

「主こそ神であることを知れ。われらを造られたものは主であって、われらは主のものである。われらはその民、その牧の羊である」(詩 100:3)。