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ひまわりさんの日々の信仰日記と再臨信仰のエッセンスについてご紹介しています

助け主聖霊 第18回

2016年09月18日 | 日記

5.奇跡はすべて聖霊の賜物なのか?

 私たちは聖霊の賜物のために祈る必要があります。なぜなら、聖霊の賜物は、今日、この時代にも与えられるからです。しかし、クリスチャンが霊的な賜物を用いるときに、忘れてはならないことがあります。聖書は、終わりの時代にサタンが、真理に堅く根付いていなかった人々を混乱させるために、聖霊の働きを偽造すると警告しています。最後の時代に表されるサタンの活動は、「あらゆる偽りの力と、しるしと、不思議」(Ⅱテサロニケ2:9)で特徴付けられると聖書は述べています。

 サタンの活動が非常に欺瞞的な理由は、「キリストの使徒に擬装」することがあり、「サタンも光の天使に擬装する」するからです(コリント11:13,14)。その偽装があまりにも驚くべきものであるため、聖書は「できれば、選民をも惑わそうとする」と警告しています(マタイ24:24)。

 これらの言葉は、聖霊の賜物を追求する教会や聖職者を、すべて避けなければならないということを意味するのでしょうか?そうではありません。これは、神様のみ言葉によって、すべての教会とすべての宗教的体験、そしてすべての奇跡を試す必要があるという意味です。パウロは「すべてのものを識別して、良いものを守」るためにそのように勧告したのです(Ⅰテサロニケ5:21)。この問題に対して、私たちに与えられた使徒ヨハネの別のアドバイスを聞いて下さい。「愛する者たちよ。すべての霊を信じることはしないで、それらの霊が神から出たものであるかどうか、ためしなさい。多くのにせ預言者が世に出てきているからである」(Ⅰヨハネ4:1)。

 6.聖書は霊をテストする判断基準は何であると言っていますか?

 神様のみ言葉は、次の5つの聖句を提示しています。

 1「ただおきてとあかしとを求めなさい。彼らのいうところがこのことばに一致しなければ、光はない」(イザヤ8:20:欽定訳)。

 聖霊の真の賜物を受けた人は、神様の律法に従う人生を歩みますし、自分の信じるところが聖書の真理に一致する必要があります。聖書の真理を正しく理解して、律法と証の言葉に従う人生を生きるクリスチャンは、神様の霊の支配を受けていると言えるでしょう。

 2「平和を預言する預言者は、その預言者の言葉が成就するとき、真実に主がその預言者をつかわされたのであることが知られるのだ」(エレミヤ28:9)。

 ある人が預言する賜物を受けたら、彼の預言が正確に成就されるべきです。

 3「その実によって彼らを見わけるのである」(マタイ7:20)。

 ある人が聖霊の賜物を受けたという場合、彼の言動は、キリストの福音を伝える代表として立つことが出来るような、豊かな聖霊の実を結んでいる必要があります。家庭で夫婦喧嘩をし、子供たちに腹を立て、すべての金銭的な問題において厳格な正直を保つことができないクリスチャンが、異言やいやしの賜物を行うならば、私たちはそれを天から下ってきた賜物だと考えることが出来るでしょうか?そのような人がキリストの福音を伝えるとき、彼をよく知っている未信者の家族や周囲の人々に良い感化を及ぼすでしょうか?

 おそらく、人々は彼が持っている二面性を見て、神様の福音について混乱を持つようになるでしょう。神様はそのような人に聖霊の賜物を与えて、神様の働きを行っている証拠と見なして下さるでしょうか?そのような人は、自分自身で違う霊を受けた可能性について真剣に考えるべきでしょう。天は偉大な聖霊の力を受けるのに適切に準備された人にのみ、聖なる贈り物を与えられます。清く変化した品性を所有していない人に、天の偉大な能力を委託されたなら、福音事業にどれほどの混乱と危険を招くかについて考えてみて下さい。