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ひまわりさんの日々の信仰日記と再臨信仰のエッセンスについてご紹介しています

助け主聖霊 第11回

2016年09月10日 | 日記

イエス様は聖霊を真理の霊であると呼ばれました。真理を教え、真理に導き、真理を悟らせるのは、そのお方の働きであるという意味です。同じ14章26節で、主は「しかし、助け主、すなわち、父がわたしの名によってつかわされる聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え、またわたしが話しておいたことを、ことごとく思い起させるであろう」と言われたことをみても、聖霊の職分は、イエス様が彼らのためになされたことを、同じように彼らにすることでした。イエス様が彼らに、命の真理の道をいつも教え導いて来られたようにして下さるのです。ですから、彼らは孤児のように放っておかれるのではないと言われました。

 聖霊は、霊であると言われました。神様も霊です(ヨハネ4:24)。従って、神様は同じ時間にすべての場所に存在することができる遍在の能力を持っておられます。しかし、神様と等しくあられたイエス様は、肉体をもってこの地に来られました。私たち罪人と一緒に住みながら教え、模範を示し、また私たちのために贖いの犠牲となるために、人の肉体をとってこの地上に住まれたのです。

 そして、イエス様は、聖書の預言どおり、すべての地上の業を成し遂げられた後、再び天に帰られる時点で、貧しい弟子たちのために驚くべき、最も偉大な贈り物を約束して下さいました。肉体をとられたときのイエス様は、彼ら一人ひとりと、いつでもどこにでも一緒におられることは出来ませんでした。しかし今は、他の助け主である聖霊を彼らに送って導き、彼らがどこで何をしていても、一人ひとりと常に共にいて下さるという驚異的な約束を与えられたのでした。この約束は、弟子たちだけでなく、イエス様を神の子と信じて従うすべてのクリスチャンのための約束でした。聖霊の約束は、神様が人間に与えられる賜物の中で最も大きく、素晴らしい贈り物でした。

 今、イエス様が天に戻って行かれるときとなり、彼らは愛する主を失うことになるのでしたが、実は彼らは、もっと驚くべき霊的な経験と、主の霊の導きを受ける経験をすることになるのでした。それゆえに、イエス様は次のように言われたのです。「しかし、わたしはほんとうのことをあなたがたに言うが、わたしが去って行くことは、あなたがたの益になるのだ。わたしが去って行かなければ、あなたがたのところに助け主はこないであろう。もし行けば、それをあなたがたにつかわそう」(ヨハネ16:7)。