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ひまわりさんの日々の信仰日記と再臨信仰のエッセンスについてご紹介しています

助け主聖霊 第13回

2016年09月13日 | 日記

それでは、どのようにすれば、聖霊を受けることが出来るでしょうか?クリスチャンなら誰でも聖霊を受けることを望むでしょう。多くのクリスチャンが、聖霊に満たされるために祈っています。長い道のりを通って、毎朝、早朝祈祷会に出席し、聖霊を受けるために心をこめて祈る信徒たちがたくさんおられます。しかし、問題が1つあります。多くの場合、人々は、聖霊がどのような方であるか聖書的に知らないでいて、聖霊を求めているのです。聖霊ご自身が何を求めておられるかについて、深刻な誤りを持っていながら、漠然と聖霊を祈り求めているのです。また、神様のみ心に従わないでいながら、神様の望まれるように屈服しようとしないで、ただ聖霊の力とその現れを望んでいるのです。しかし、神様の品性に似ていない人に聖霊が与えられることは、教会やその当事者にとって大きな危険をもたらすことになります。

 

聖霊とは、人間の私利私欲に応じて与えられる装飾品ではありません。私たちが神様に何かを求めるときには、神様のみ心のままに求めなければなりません。神様が私たちに聖霊を与えられる理由は、これまで見てきたように、私たちを真理に導き、神様の言葉を悟るようして下さるためです。また、罪を悟って義に生きるように良心を目覚めさせるためです。そして、さらに他の人に神様の品性と真理を代弁する証人となるために聖霊を下さるのです(使徒1:8参照)。

 

私たちが聖霊を用いるのではなく、聖霊が私たちを用いられます。神様が望まれるままに、そしてご自分の方法と時期に応じて働かれるのです。多くの人々は、聖霊の意志を知るために祈るのではなく、自分たちが聖霊を用いてあることを行なえるように求めているのが実情です。従って、ある信徒たちは、特別な能力や奇跡を行う力を、聖霊を受けた証拠や、神様の承認を受けた証明書のように扱います。そのような理解をしているために、異言を語れない人は、聖霊を受けていない人としている場合が多く見受けられます。

 

では、聖霊をどのようにして受けることが出来るでしょうか?使徒行伝5章32節では、次のように答えています。「わたしたちはこれらの事の証人である。神がご自身に従う者に賜わった聖霊もまた、その証人である」。聖書は神様の言葉とそれに従う者たちに、聖霊が与えられると述べています。イエス様も「わたしのいましめを心にいだいてこれを守る者は、わたしを愛する者である。わたしを愛する者は、わたしの父に愛されるであろう。わたしもその人を愛し、その人にわたし自身をあらわすであろう」(ヨハネ14:21)と言われました。また、同じ14章23節には「イエスは彼に答えて言われた、『もしだれでもわたしを愛するならば、わたしの言葉を守るであろう。そして、わたしの父はその人を愛し、また、わたしたちはその人のところに行って、その人と一緒に住むであろう』」と言われました。

これによって、神様と神様の霊である聖霊は、従う者に与えられるという事実が明らかになりました。ですから、私たちは神様のみ言葉とこのお方の戒めを守り、神様のみ心に服従することが聖霊を受ける方法であるという事実を明確に理解することが出来ます。