結局ボルガタンガに延泊し、昨日行く予定だったところに行くことにした。体調も悪くない。どうやらタダの疲れか風邪だったようだ。そんなんで38度を超えるような熱が出るなんて止めて欲しい。精神的に良くない。
8時にトロトロ乗り場に到着し、出発を待つ。トロトロはガーナの乗り合いバスの名前で、車のサイズはまちまち。今日待っていたのはドライバー含めて27人乗りのミニバス。
トロトロ兼バス乗り場。
待ち始めた当初は5人くらいしか居なかったが、みるみるうちにヒトは集まり、わずか1hで出発することができた。マリやブルキナである程度定時出発に慣れたとは言え、1h程度の待ち時間なんて待ったうちに入らないと思えるようになっている自分が怖い。
今日のトロトロは座席間隔が狭すぎる。背筋は常にピンとしてるし、両膝は常に前の席に当たっている。30分程のはずだから我慢はできるが、でも、キツい。
『早く着け~』と思っていると、いきなり停車。前を見ると、何かが落ちている。よく見るとカバンと服。どうやら前の車から落ちたらしい。
すると、ドライバーが荷物を回収してしまった。『誰が落としたか分からんような荷物を回収してどうするんだ!?』と思ったが、『ココにはココなりのネットワークがあるんだろう。きっと落とし主が見つかる仕組みがあるに違いない』と深く考えないことにした。
目的地のトンゴには無事に到着。ところが、ここから本当の目的地のトンゴヒルズ(Tongo Hills)まではあと5km。ロンプラの書きっぷりではボルガタンガ方面へ戻れば良さそうに読めたのに、全く逆方向。ってことは、5km歩いたなら5km歩いて戻らなければならない。
ゲッソリだ…
だからと言ってここまで来て行かない訳にはいかない。余計なことは考えず、歩くことにした。幸い、風が吹いていて気持ちいい。まだ9時半くらいなので日差しもそんなにキツくない。
トンゴ村の様子。
トンゴ村の教会。
トンゴヒルズへ向かう道。しばらくは舗装道路だった。
ここへ来た目的は、不思議な岩の造形を見るのが目的で、歩いている間に色々と見ることができた。ヒトが積み上げたように見える岩なんだけど、自然によってできたもんなんやろうか? 実際、ヒトが切り出した跡が残っている岩もあったけど、自然によって切られたような岩もある。そもそもヒトが積み上げたにしては、意味がなさすぎる。
あと3km。こっから未舗装。
この岩はこの木が割った?
ホントに自然にできたのか?
色々と考えながら歩くこと1h。目的地のテンズグ(Tengzug)に到着した。
ビジターセンターがあったものの、誰もおらず…
待ってる間に隠し撮り。
30分以上待ってようやく、バイクに乗った若者がやってきた。怪しかったがガイドらしい。値段表を見せてもらうと、1人15セディ。学割で10セディ。学割があるなんて思ってなかったから学生証を持ってくるのを忘れてしまった。ビール2本以上分の損。仕方がない。
ガイドに連れられてテンズグ村の見どころを見て回った。
学校らしい。
学校の屋上から。
チーフパレスはブルキナファソのティエベレによく似ていた。違いは壁の模様がないだけ。
チーフパレスの入り口。
屋上から。
お墓らしい。
住居。
そして、最後にメインのシュライン(shrine)。一応、神社と訳せばいいんだろうけど、実際はタダの岩の隙間のようなところ。
この岩山の中腹。さすがに写真禁止だった。
シュラインは丘の中腹にあるので、途中で服を脱ぎ、5分程は上半身裸&裸足で岩登り。だけど、意外に気持ちいい。シュラインからの眺めも最高。
シュラインでは鳥の羽根が山のように積まれていた。単なる生贄なのか、それとも、食べるために殺す鳥を神聖なシュラインで殺すことが決まっているのか… ちょうど訪れたときも鳥を数羽殺しているところだった。
ちなみに、ここは神聖なところなようで、裸足、かつ、上半身裸でないといけない。男女問わず… なので、女性は女性だけのグループかカップルで来ないと来にくいかもね(笑)。ガイドやその他現地人に裸を見られることには変わりないが…
それでもビジターセンターの書き込みを見ただけでも、年に3、4人の日本人がここを訪れているようだ。女性ももちろん… アフリカの空気に触れていると裸を見られることくらいどってことないように思えるのかな? それも不思議ではないけど…
あ、ちなみにココへ来た目的はもちろん不思議な岩の積み上がりを見に来たんであって、トップレス神社はオマケ。
と書いて、何人が信用してくれるかは分からんけど…。まぁ、数人は信用してくれるやろう…(笑)。
結局、帰りはテンズグ村からトンゴ村までガイドのバイクに乗せてもらうことになった。2セディ。さすがに1hも歩いて戻るのはイヤ。たったの100円やし…
トンゴ村に戻るとちょうどボルガタンガ行きのトロトロが発車するところで、乗ることができた。メッチャラッキー♪ 昨日一日、熱で体調悪かったとは言え、やっぱりガーナに入ってから風向きが良くなってきた気がする。
宿に戻ってビール。美味い!やっぱやめられない♪
しかも、宿に戻る途中に買ったポップコーンがちゃんと塩味。甘いポップコーンに当たることが多いんで、塩味のポップコーンに出会えただけで感動。1袋0.1セディ(約5円)と安い。ガーナ、意外と安い。。
でも、今日も水分ばっかり摂っている。良くないなぁ~って分かってるんやけどね(笑)。
夕食は昨日に続いて路上飯。米かキャッサバかよく分からない団子状のものにスープをかけ、団子状のものを手で千切りながら食べる。昨日は0.5セディ(約25円)だったが、今日はさらに安く0.3セディ(約15円)。ブルキナで食べた100CFA(約16円)のご飯とほぼ同額だ。
ただ………美味くない。
どうもおれには合わない。やっぱ米系のものの方が美味しい。
そして、手で食べるんだけど、スープも団子状のものも両方とも熱すぎる。
仕方ないので、宿に戻ってビールでお口直し。ビールにも美味い、不味いはあるものの、ビールはビール♪
今から考えれば、パキスタンでの1ヶ月半もの間、よくビールなしで生きていられたな… まぁ別の酒を飲んでいたけど… アルコールなしという意味では、イランの2週間もキツかったか…orz
<今日の移動>ボルガタンガ→トンゴ→ボルガタンガ
・ボルガタンガ→トンゴ
トロトロ。約30分。1セディ(0.5ドル)。
ボルガタンガのマーケットそばの乗り場から。赤と黒の看板の銀行のそば。
トンゴヒルズ&トップレス神社へはトロトロ終点のトンゴ村の中心部で降りて、来た道を5分程歩いて左折。看板あり。
・トンゴ→ボルガタンガ
トロトロ。約30分。1セディ(0.5ドル)。
<宿泊地>エンサンミニ・ゲストハウス(Nsanmini Guesthouse) シングル 12セディ(約7ドル)
詳細は昨日と同じ。
アフリカでは更新が滞りがちになりますが、励みになるのでクリックしてやって下さい。できれば2つとも…v(^o^)v
8時にトロトロ乗り場に到着し、出発を待つ。トロトロはガーナの乗り合いバスの名前で、車のサイズはまちまち。今日待っていたのはドライバー含めて27人乗りのミニバス。
トロトロ兼バス乗り場。
待ち始めた当初は5人くらいしか居なかったが、みるみるうちにヒトは集まり、わずか1hで出発することができた。マリやブルキナである程度定時出発に慣れたとは言え、1h程度の待ち時間なんて待ったうちに入らないと思えるようになっている自分が怖い。
今日のトロトロは座席間隔が狭すぎる。背筋は常にピンとしてるし、両膝は常に前の席に当たっている。30分程のはずだから我慢はできるが、でも、キツい。
『早く着け~』と思っていると、いきなり停車。前を見ると、何かが落ちている。よく見るとカバンと服。どうやら前の車から落ちたらしい。
すると、ドライバーが荷物を回収してしまった。『誰が落としたか分からんような荷物を回収してどうするんだ!?』と思ったが、『ココにはココなりのネットワークがあるんだろう。きっと落とし主が見つかる仕組みがあるに違いない』と深く考えないことにした。
目的地のトンゴには無事に到着。ところが、ここから本当の目的地のトンゴヒルズ(Tongo Hills)まではあと5km。ロンプラの書きっぷりではボルガタンガ方面へ戻れば良さそうに読めたのに、全く逆方向。ってことは、5km歩いたなら5km歩いて戻らなければならない。
ゲッソリだ…
だからと言ってここまで来て行かない訳にはいかない。余計なことは考えず、歩くことにした。幸い、風が吹いていて気持ちいい。まだ9時半くらいなので日差しもそんなにキツくない。
トンゴ村の様子。
トンゴ村の教会。
トンゴヒルズへ向かう道。しばらくは舗装道路だった。
ここへ来た目的は、不思議な岩の造形を見るのが目的で、歩いている間に色々と見ることができた。ヒトが積み上げたように見える岩なんだけど、自然によってできたもんなんやろうか? 実際、ヒトが切り出した跡が残っている岩もあったけど、自然によって切られたような岩もある。そもそもヒトが積み上げたにしては、意味がなさすぎる。
あと3km。こっから未舗装。
この岩はこの木が割った?
ホントに自然にできたのか?
色々と考えながら歩くこと1h。目的地のテンズグ(Tengzug)に到着した。
ビジターセンターがあったものの、誰もおらず…
待ってる間に隠し撮り。
30分以上待ってようやく、バイクに乗った若者がやってきた。怪しかったがガイドらしい。値段表を見せてもらうと、1人15セディ。学割で10セディ。学割があるなんて思ってなかったから学生証を持ってくるのを忘れてしまった。ビール2本以上分の損。仕方がない。
ガイドに連れられてテンズグ村の見どころを見て回った。
学校らしい。
学校の屋上から。
チーフパレスはブルキナファソのティエベレによく似ていた。違いは壁の模様がないだけ。
チーフパレスの入り口。
屋上から。
お墓らしい。
住居。
そして、最後にメインのシュライン(shrine)。一応、神社と訳せばいいんだろうけど、実際はタダの岩の隙間のようなところ。
この岩山の中腹。さすがに写真禁止だった。
シュラインは丘の中腹にあるので、途中で服を脱ぎ、5分程は上半身裸&裸足で岩登り。だけど、意外に気持ちいい。シュラインからの眺めも最高。
シュラインでは鳥の羽根が山のように積まれていた。単なる生贄なのか、それとも、食べるために殺す鳥を神聖なシュラインで殺すことが決まっているのか… ちょうど訪れたときも鳥を数羽殺しているところだった。
ちなみに、ここは神聖なところなようで、裸足、かつ、上半身裸でないといけない。男女問わず… なので、女性は女性だけのグループかカップルで来ないと来にくいかもね(笑)。ガイドやその他現地人に裸を見られることには変わりないが…
それでもビジターセンターの書き込みを見ただけでも、年に3、4人の日本人がここを訪れているようだ。女性ももちろん… アフリカの空気に触れていると裸を見られることくらいどってことないように思えるのかな? それも不思議ではないけど…
あ、ちなみにココへ来た目的はもちろん不思議な岩の積み上がりを見に来たんであって、トップレス神社はオマケ。
と書いて、何人が信用してくれるかは分からんけど…。まぁ、数人は信用してくれるやろう…(笑)。
結局、帰りはテンズグ村からトンゴ村までガイドのバイクに乗せてもらうことになった。2セディ。さすがに1hも歩いて戻るのはイヤ。たったの100円やし…
トンゴ村に戻るとちょうどボルガタンガ行きのトロトロが発車するところで、乗ることができた。メッチャラッキー♪ 昨日一日、熱で体調悪かったとは言え、やっぱりガーナに入ってから風向きが良くなってきた気がする。
宿に戻ってビール。美味い!やっぱやめられない♪
しかも、宿に戻る途中に買ったポップコーンがちゃんと塩味。甘いポップコーンに当たることが多いんで、塩味のポップコーンに出会えただけで感動。1袋0.1セディ(約5円)と安い。ガーナ、意外と安い。。
でも、今日も水分ばっかり摂っている。良くないなぁ~って分かってるんやけどね(笑)。
夕食は昨日に続いて路上飯。米かキャッサバかよく分からない団子状のものにスープをかけ、団子状のものを手で千切りながら食べる。昨日は0.5セディ(約25円)だったが、今日はさらに安く0.3セディ(約15円)。ブルキナで食べた100CFA(約16円)のご飯とほぼ同額だ。
ただ………美味くない。
どうもおれには合わない。やっぱ米系のものの方が美味しい。
そして、手で食べるんだけど、スープも団子状のものも両方とも熱すぎる。
仕方ないので、宿に戻ってビールでお口直し。ビールにも美味い、不味いはあるものの、ビールはビール♪
今から考えれば、パキスタンでの1ヶ月半もの間、よくビールなしで生きていられたな… まぁ別の酒を飲んでいたけど… アルコールなしという意味では、イランの2週間もキツかったか…orz
<今日の移動>ボルガタンガ→トンゴ→ボルガタンガ
・ボルガタンガ→トンゴ
トロトロ。約30分。1セディ(0.5ドル)。
ボルガタンガのマーケットそばの乗り場から。赤と黒の看板の銀行のそば。
トンゴヒルズ&トップレス神社へはトロトロ終点のトンゴ村の中心部で降りて、来た道を5分程歩いて左折。看板あり。
・トンゴ→ボルガタンガ
トロトロ。約30分。1セディ(0.5ドル)。
<宿泊地>エンサンミニ・ゲストハウス(Nsanmini Guesthouse) シングル 12セディ(約7ドル)
詳細は昨日と同じ。
アフリカでは更新が滞りがちになりますが、励みになるのでクリックしてやって下さい。できれば2つとも…v(^o^)v